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ポスターやチラシの絵はなかなか衝撃的でしたが、
招待券があったので足を運んでみました。
抽象絵画が台頭する時代にあって、あえて具象画を描き続け、
東洋と西洋を融合した…いろいろな魅力をもった画家だというのが、
ざっと一巡した感想でした。
最近は、一巡目は「これ」と思う以外は、長時間は止まらずに、最後まで行ってみます。
そのあと、初めて“展示目録”に目を通し、印象に残っていた作品を見返していきました。
「夢見るテレーズ」は全体の中では写実的な印象。
「美しい日々」「決して来ない時」は、モデルの少女が
“お人形さん”みたいに見えました。
後年の「トランプ遊びをする人々」「朱色の机と日本の女」は、
浮世絵を思い出す、しっかりこちらを向いた顔、動きをぴたりと止めた感じと
平面的な画面に見えます。
マチエールにこだわり、テンペラ画を研究したという…
「読書するカティア」のバックの壁は、粗めの感触と
ひび割れた中から覗く朱色が“絶妙”です。
そして「アトリエの再現」。自然光が刻々と変わっていく様を
照明で現した工夫も素敵です。
赤い毛布、愛用のジャケット、勿論イーゼルや椅子なども“本物”。
バルテュスの息遣いが伝わるようで、しばし見入ってしまいました。
デッサンで残された若き日の節子夫人の面影の美しさはまさの東洋の女神。
そして、展示の最後は「パネル写真」。
篠山紀信氏撮影の晩年のバルテュス氏、紋付き袴姿に
薔薇を一輪手にした姿がとっても絵になる、素晴らしいポートレートでした。
愛蔵品には勝新太郎氏、里見浩太郎氏から贈られた和服、
勝夫妻に贈ったリトグラフなどもあり、「回顧展」にふさわしい、
盛りだくさんの展示はたっぷりと楽しむことができました。
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去年はロペス、今年はバルチュスになりそうです!
2014/4/30(水) 午後 4:24
yosikaさん、こんばんは。
私がバルテュス展で一番印象に残ったのは…なんと写真だったのでした、ごめんなさい。
薔薇を持ったもの以外も、彼のポートレートに見とれてしまいました。
彼の絵では、風景画が好きです。
2014/4/30(水) 午後 11:28