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チラシの「美しいドレス」に惹かれ、神宮の森にやってきました。
展示替えがあったので、私は緑とベージュのドレスを観ることができたのですが、
この赤いドレスは、確か「文化学院服飾博物館」の展示で観ています。
贅を尽くした刺繍、ビーズもちりばめられて…緑のドレスは
袖口に繊細なレースがあしらわれています。
そしていつも思いますが、明治の皇后様は華奢…こんな細い体で
精力的に公務をこなされていたのですね。
さらにこの裾の長い「大礼服」(マントー・ド・クール)着用時には、
「御裳拝持者」という係があったそうです。トレーンの裾を捧げ持つ少年です。
学習院中等科在籍の成績優秀な13〜15歳の男子生徒が12名、
写真で見ると白いボンボンがついた制服姿が、凛々しくかわいい。
展示は他に桧扇、水晶の玉、刺繍の和服、儀式の衣(小袿=こうちぎ)、
絵画は、神宮絵画館にある作品に似た構図のものや、富岡製糸場行啓風景もありました。
描いたのは当代一流の画家たち。
同じように螺鈿細工や蒔絵、象牙の彫刻等、最高の工芸品ばかりでした。
明治の頃は雲の上の存在だった皇后陛下(昭憲皇太后)のドレスを
こんなに間近で観られる…時代は変わったと思わずにはいられませんでした。
展示は5月28日までです。
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