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見たいところ、行きたいところが幾つもあって、思い切って出かけた久しぶりの横浜。
ここ「ユーラシア文化館」と、「都市発展記念館」「新聞博物館」は、
みなとみらい線日本大通り駅直結で、横浜で「キャッツ」が上演されていた頃は、
観劇とセットでよく足を運んでいた、想い出深い場所です。
今回の展示は「福」がテーマ。重要美術品というよりは、
日常生活に深く関わる「工芸品」の版画作品たちです。
多くは新年の飾りの縁起の良いもの。木版に手彩色したモノたちの鮮やかな色遣い、
特に頬のピンクは、心が浮き立つような綺麗な色味でした。
そしてこの展示で、かねてから不思議に思っていたことの“謎”が解けました。
それは中国によくある「福」を逆さにして家のドアなどに貼ってあること。
なぜ、逆さなのか?という疑問。
「倒福」と「到福」は、発音が一緒なので、あやかっているのがその由来。
他にも縁起物とされる“コウモリ”も漢字で「蝙蝠」と書くと、「蝠」は「福」と、
同じく“金魚”も「金剩」と同じ発音だから、縁起がいいということ。
作品の中には本当に“金の成る木”がありました。正直ですね。
お土産に「福」の紙を買ってきました。お正月に貼りましょう…本当は、
今すぐにでも貼りたい気持ちです。
この文字を見ると、どうしても思い出してしまう方の幸福を、心から願っているから。
どうか福井さんが、一日も早く回復されますように。
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