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 先日父の命日があったこともあり、都内に足を運ぶことが
いつも以上に頻繁でありながら、時間は細切れ…
そんなときはいつも銀座にある、写真ギャラリーへ。

 銀座7丁目のニコンサロンは、いつも“見に行ってよかった”という
企画ばかりです。

 石川文洋さんの名前は知っていましたが、今回、50年という
長い時間にわたって撮り続けられたベトナムの写真たちは、
最初は赤ちゃん、成人、その子どもと撮り続けた人たちも居て、
しみじみと見入ってしまいました。

 爆撃で足を負傷した農民、その妻と子ども。無事怪我が癒えても心の傷は深く、
自暴自棄になった夫とは離婚…その赤ちゃんの大きくなった姿も取材されています。

 また夜空が炎で赤く染まる戦争中の写真と、平和な今の高層ビルが建ち並ぶものは、
マジェスティックホテル屋上からというキャプションに、昨年観た
舞台「ホテル・マジェスティック」(沢田教一役=玉木宏)を思い出したり。
 
 サイゴンという地名からは、もちろんミュージカル「ミス・サイゴン」。
ヒロインのキムも、こうした戦闘で両親が死んでしまったという設定です。

 写真は文字では語り尽くせないその場の一瞬を雄弁に語ってくれ、
平和を願う気持ちがさらに強くなりました。

 ベトナム戦争は集結しても、すべて解決とはいかないのが、
戦争の悲しいところ。
石川さんの丹念な取材はそのことも気付かせてくれました。

 展示は銀座が6月3日(火)まで、大阪が7月3〜16日です。


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