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 こよなく晴れた青空を…なぜか歌い出しを覚えている「長崎の鐘」。
永井博士の名前はこの曲を聴きながら母から聞いたおぼろげな記憶でした。

 「春休みに読んでおくように」と、宿題になったのを機に、
娘が読み終えたあと、私も読んでみました。

 永井隆博士は、もともと放射線の研究をしていたので、
長くは生きられないかもしれないと思っていた…
そして長崎(大学)で被爆し、病の床に。
 奥さんは自宅で即死…救いは郊外に行っていた
2人の子どもが助かったことでした。

 誠一(まこと)くんと、カヤノさん。「この子を残して」逝くのが心残りでならない、
けれど、書き残しておきたい、というのがこの本でした。

 ・科学とは真実に恋することさ
 ・節約すべきは金ではない、時間と労力よ。
 ・一番欲しいものは時間。その欲しくて欲しくてたまらない時間を善意の訪問客に邪魔される…

 さまざまな「呟き」が書かれていましたが、私は
即死したこの子達の母親の無念が思いやられ、胸が痛みました。

 娘の修学旅行先が「長崎」。
しっかり見学して、なにか感じ取ってほしいと願っています。 

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 自由学園明日館の「日本近代建築」の講座、3回シリーズの最終回。
 村野藤吾設計の「千代田生命本社ビル」が11年前に「目黒区役所」=
目黒区総合庁舎として再デビュー…どんな見所があるのでしょう。

 外観はアルミキャストの枠がずらりと並ぶ姿が特徴。
入り口の庇=キャノピーが曲線を描き、支える柱は太さが微妙に違った細いものが
8本纏めてある…まずここで「個性的」なことはよく判りました。

 ロビーの天窓開口部に施されたモザイクタイルが美しい。
そして螺旋階段は傾斜が緩く、吊られているために床に柱がないという。

 この日は和室も見学できて、天井の照明の蛍光灯、障子の桟がランダムな太さ等、
楽しく見てきました。

 設計者の村野藤吾語録
「建築は99%は施主のもの1%が建築家のものだが、その1%が全体を支配することがある」
「(銅板の屋根の色が今一つと指摘されて)今よりも、20年すれば観られるようになる」等、
言葉の使い方も個性的な方だったようです。

 彼の素材に関する執着心や芳醇な空間構成、拘りのディテールなども、
米山勇先生の楽しい解説で気付くことができた貴重な時間でした。

 4月13日付読売新聞の書評に「いい階段の写真集」が取り上げられていましたが、
この日の会場にも本が用意され、見ることができました。

 勿論、この建物の素敵な階段(写真参照)や、先日「ラブ・ネバー・ダイ」で訪れた
“日生劇場”の階段”もじっくり鑑賞してきました。

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 ここの前に立ち寄ったギャラリーで勧められて、足を運んだ銀座ニコンサロン。
 「あぁ、来てよかった…」。作品に写っている人たちの
こちらを観ている”瞳の光”に、とっても優しい気持ちになれました。

 なぜ、こんな表情を撮れるの?どこかで会ったことがあるような、この瞳。
 それは、東京都写真美術館での「キャパ展」でした。

 写真家さんは人が好きで、人に好かれる、
「みんなボブに憧れた」と言われるロバート・キャパと同じ。
 管(すが)さんのポートレートは、一目で好きになってしまいそうな、
穏やかな表情をされていました。

 対象物を素直にありのままに、美しく撮った写真たちの絵はがきを求め、
帰宅後も眺めていました。“行ったことがないのに、懐かしさを感じる写真”…
もっと撮っていただきたかったのに、管さんは1年前に他界されていることが
残念でなりません。 

 この前に寄ったのは「のばな」(銀座2丁目・写真のはがき参照)。
銀座に詳しくなったのは、ジュエリーデザインをしている
憧れの先輩の個展を訪ねたのが始まりでした。その原点の「のばな」から、
また世界が広がる…うれしい繋がりでした。

 この日は先輩との語らいにも時間がとれて、
とてもすてきな1日となりました。 

 ニコンサロン「管洋志写真展」は22日(最終日は15:00)まで、
 のばな「浦嶋洋子・諏訪薫・高野恵三人展」は、19日まで。
お勧めです。

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 没後100年、という明治の名写真家。もちろん名前は知っていました。

 タゲレオタイブだの鶏卵紙などという単語に心が躍る、
古い写真を見るのが大好きな私ですが、下岡蓮杖が
最初は「絵師」立ったことは初めて知りました。

 幼い頃から絵が上手だった彼は狩野派の絵師に弟子入り。
住まいは伊豆下田…ペリー来航の時代、絵のような?写真を見たら、
「描くより早くて正確な写真」に魅せられ、横浜で写真館を開く…
とは言っても、まだまだ手探りで、薬剤の調合に苦労したそうです。

 その後の活躍は数年前に「横浜海港資料館」でも観た通り。
しかし後年、再び絵師に戻ったのは、やはり初めて知りました。

 彼の息子、二世連杖は絵を描いていたことは知っていたのですが。
老年の蓮杖は“達磨”の絵など、なかなか達者な作品が
たくさん残されています。

 写真の黎明期から第一線で活躍した蓮杖は、
日本写真協会会長も務めていました。

 明治時代は、彼の弟子の横山松三郎も同じく、
マルチな才能を持った人が多かったのだな…と感心。
エネルギッシュな人が多かったからこそ、
日本を大きく動かせたのかもしれません。

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 今回の“白眉”は、このパンフの表紙にもなっている
尾形光琳「槇楓図屏風」(重要文化財)。
他には高橋由一「美人(花魁)」(重要文化財)、国宝「絵因果経」など。

 特集展示1は「女性を描く」。
高橋由一「花魁」の他、ラファエル・コラン「花月(フロレアル)」や
岡田三郎助、原撫松、安井曽太郎、梅原龍三郎の「裸婦」。

 特集展示2は「近代の山水 富士山図を中心に」。
池大雅、浦上玉堂、司馬江漢、亜欧堂田善、橋本雅邦、和田英作など。

 工芸は高村光雲「鷹(寿老)」、船越保武、工芸(陶芸)河合寛治。
 点数は多くありませんが、選りすぐりの作品たちで、見応えがありました。

 昨年は「序の舞」を楽しんだ春の名品選。
今年の展示は明日13日までですが、来年も楽しみにしています。

 ここに来る時は、黒田記念館(休館中)の脇のお店で
珈琲を飲むこともあります。窓際の席がお気に入りで、
“美術館巡り”のブレイクの場所として、組み込んでいます。


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