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昨年TVで紹介されていたとき、タイトルの見事さに記憶に残っていた本。
図書館の棚にあったので借りてきました。
日本を代表する漫画家の父を持った娘さんたち=
水木しげる(次女・悦子さん)、赤塚不二夫(長女・りえ子さん)
手塚治虫(長女・るみ子さん)の“鼎談”を纏めたものです。
父に対する想いや父との関わりは三人三様。
共通しているのは“父の作品を後世に伝えていきたい”ということのようです。
それにしても。漫画家さんというのは常人には計り知れない才能とユーモアにあふれ、
時に奇行もあり…家族は大変ですね。
中では水木さんは家族が一緒に住んで、いちばん穏やかな日常を送っていた様子。
それが長寿の秘訣でしょうか。
父と娘という関係は、背負っていくとか、乗り越えていくという気負いがなく、
『憧れと尊敬をこめて、思い出(作品)を守っていく』というスタンス。
抱腹絶倒のエピソードなどもあり、楽しく読めました。
巻末に小さく掲載されている娘さんたちの顔写真を見ると、
お父様や作品に出てくる誰かに面差しが重なることに“繋がり”を感じ、
ちょっと嬉しくなりました。
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