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美術館の展示は「繍」(ぬい)と題した和服に施された日本刺繍たち。 着物の地の色と刺繍の柄、色合い、刺し方、みんな特徴があって、 その緻密な手仕事にただただ感心。 写真は絽の生地に刺繍されたもので、実物はとても涼しげ。 他にもかわいい犬の刺繍の着物、深紅の生地に稲穂や雀などの写実的なものや、 模様の見本のような丸帯、花魁の着物も。 その花魁の着物には小さな鏡が縫い込まれ、凝ったデザイン。 これはミラーワークに通じるものがあり、インドの精巧な肩掛けも展示されていました。 日本刺繍の技法の紹介も興味深く、幾通りもの技法=平繍・まつり繍・駒繍 割り繍・刺し繍・相良繍・肉入り繍・割り付け繍・菅繍…など、10通り以上もありました。 このうち「相良繍」はフレンチナッツステッチに似ています。 静かな展示室で美しい和服と向き合っていると、これを着たのは どんな女性たちなのかと、江戸後期〜明治〜昭和初期の世界に思いを巡らせました。 遠山記念館・本館は日本建築の粋を集めたお屋敷。 美術館の後こちらもゆっくり鑑賞しました。展示が変わったり、いつもは非公開の 2階部分の公開がある日に、また来ようと思います。 |
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2011年08月14日
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