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 美術館や博物館の券が綴られたお得な「ぐるっとパス」
12月はバレエ公演や講座で何度か都内に来る予定があるので、
またまた、買ってしまいました。

 そして「大倉集古館」もパスを買ったら必ず訪れるところの一つです。
開館時間には入れるように虎ノ門に着き、静かな展示室で、
美しい文様たちをじっくりと眺めました。
 まず目を惹いたのは、重文指定の「長生殿蒔絵手箱」。繊細な細工の扇の模様で、
この扇形の文様を散らした江戸時代の「屏風」もありました。

 そして木綿地の「藍染筒描」という手法の、民芸品のような親しみある「夜着」。
“かいまき”と言う方が具体的でしょうか(会場にはその様な解説は無)。
江戸時代(19世紀)に仕立てられた“当時の綿”も入ったままの夜着は、貴重。
 婚礼のお祝いとして作られた華やかな文様で、能装束にひけを取らない存在感でした。

 展示の多くを占めた「能装束」は、上着(唐織・厚板)、内着(摺箔・縫箔)があり、
文様には“菱形”の三重襷や小葵模様、八角形と四角の“蜀江模様”等と、
1つ1つに素敵な名前があって、興味を引きました。

 常設展示の「国宝・普賢菩薩騎象像」は気品あるお顔立ち。来る度眺めるのが楽しみです。
集古館の設計は伊藤忠太(代表作・築地本願寺)。天井や柱の装飾が独特で、
それもここが好きな理由の一つです。

 そして、“ご自由にどうぞ”の一角に「相田みつを美術館」の券をみつけ、
次に立ち寄ることとなったのでした。
 美術館・博物館に置かれているチラシを見ると、行きたいところが更に増えてしまいます。

※チラシ下段の緑色が、小葵(こあおい)模様です。

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