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とにかく静かな映画。監督・セミフ・カブランオール(トルコ・2010年)
極端に少ない台詞で淡々と進むストーリーでした。
薄暗い室内や森の中に居る少年、寡黙な父親、ちょっと表情がない母親。
ミツバチを集め、蜂蜜を取る仕事をする父が、ある日、なかなか帰ってこない…。
少年は学校に通い、なんとか先生に「良くできました」の赤いバッジが貰いたいのに
どうもうまくいきません。
父を捜しに「お祭り」に行ってみたものの、みつからない、そんな中悲しい知らせが…。
少年は真相を知らされないまま、深い森に父を捜しに。
夜になり、眠り込んだ少年を月の光が優しく照らしていました。
2010年ベルリン国際映画祭・金熊賞受賞作。
映画祭で賞を取った作品というのは、往々にして“玄人向け”というか、
若干退屈な印象を持つ方が多い気もしますが…。
私個人は胸躍る、という作品ではないにしろ、主人公の少年の瞳が印象的で、
けっこう楽しんで見ることができました。
でもDVDだったら、きっと眠くなってしまうかも知れません。
この映画館で、10月に封切り予定の「ベニスに死す」の予告編が流れました。
スクリーンで観たかった、美しいビョルン・アンドレセン…楽しみです。
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