|
十二単とはいえ、12枚重ねて着ているわけではありません。 でも単、五衣、表着、唐衣、裳姿の、8枚の場合もあります。この中の五衣は、 本当に5枚重ねてあって、一気に着せてから、襟を紙を捌くようにずらしていきます。 この五衣は同じ色の濃淡のグラデーションになっていて、とってもきれい。 重ねていく色は、四季折々の趣ある名前(裏まさりの梅・紅梅の匂など)の色が使われて、 一般的に冬は華やかな色、そして春は少し抑えめ…自然の色を取り入れながらも 引き立て合うように工夫したのでしょうか。 本当に、実物大の“お雛様”のようでした。 会場のVTRでは、実際の着付けのシーンが放映され、解説のボランティアさんのお話で、
着付けには真正面に立ってはいけないとか、この着付け方法は「高倉流」というそうで、 現在の皇室の方々を担当しているとか。 紐を締めてはあちこちにタックをとって体に沿わせ、重ねるごとに前の紐を抜いていく、 その技も見事で、下に敷かれた布を乱すこともなく、淡々と進めていました。 そして、この十二単の重さは、なんと16キロ。 劇団四季のミュージカル「美女と野獣」のビーストは約20キロだそうですが、 この衣裳は小柄な女性でも着なくてはいけません。 美しさは強靭な体力がないと維持できないのでしょう。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]




