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 今年の1本目は、とびきり楽しい“ミュージカル名場面集”の映画。
かなり昔、TV放映されたものを録画して、繰り返し見ていたものが
スクリーンで見られるなんて、幸せです。

 この映画が作られた1974年、大作ミュージカル映画は既に過去のものとなって、
往年の大スターが当時を振り返る形で進んで行きます。
 スクリーンで観たかったフレッド・アステア、ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランド、
息をつくのも忘れるほど、見入ってしまいました。

 冒頭の「ブロードウェイメロディー」1929のなんとも素朴な踊りがまずレトロ。
「ロザリイ」1937でのエレノア・パウエルの機械のような正確なタップはお見事!
しかし彼女は歌わなかったため、次第に歌えるスターが台頭してきます。
 それが、ジュディ・ガーランド。彼女の声は耳に心地よく
天性の“音質(声質)”と、親しみやすい容姿が、スターになる原因だったのかなと思い、
少しだけ見られるクラーク・ゲーブルのダンスはなかなか…(巧くはないけどかわいい?)。

 中盤、アステアとジーン・ケリーの共演シーンがあり、もう素晴らしすぎて!
本当はアステアとジンジャー・ロジャースのダンスもスクリーンでじっくり見たいのですが、
このコンビの映画はMGM製作ではなかったため、全く入っていません。

 後半のメインは「雨に歌えば」。見ている方までうきうきしてしまう。
最後は「パリのアメリカ人」。ダンスもセットもスタイリッシュで、
この時、MGMが一番の名作と推しているというコメントが確か有ったと思いましたが…。

 私は、エスター・ウィリアムズの「世紀の女王」1944とか、
「巨星ジークフェルド」1936のような、圧倒的な人数やセットで、
大袈裟すぎるくらいの演出が、これぞミュージカル!という気がして、大好きです。
 あとはジーン・ケリーとアニメのトムとジェリーの共演がと〜っても可愛かった。

 終わった瞬間、もう一回見せて!と言いたくなった映画でした。

※水着が似合う「百萬弗の人魚」1952の、エスター・ウィリアムズ。
 この“大掛かりな感じ”がたまりません。

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