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☆2012年4月24日(火)ソワレ 自由劇場
♪耳かたむけよう…最後に奏でられる合唱の響きが美しく、まだ耳に残っています。
音楽劇…ミュージカルではないのに、とっても音楽に“浸った”気分でした。
坂本イザベルは若々しくて好奇心に満ちた女性。田邊・検査官じゃなくても
みんなが好きになりそう…しかし彼女は、超自然や死者の世界に興味津々。
そこへ現れる“幽霊”は、落ち着いた口調で語りかける佐野さん。
黒いビロードのマントに、ゆったりしたパンツ、首にはグレーのスカーフ、素敵です。
薬屋の味方さん、イザベルとの会話がしみじみといい雰囲気。
斉藤・菅本さんの“マンジュボア姉妹”は、もっと皮肉屋かと思ったら、
姉の補聴器が電話器みたいでユーモラス。
佐野さんの幽霊は勿体ない事に、歌わない。白塗りのお顔に、なぜか唇は緑色…
私だけかもしれませんが、「シザーハンズ」のジョニー・デップを連想しました。
佐野さんは目が大きいから、その潤んだ瞳が悲しげに見えたせいかもしれません。
田邊さんは官吏らしい几帳面な雰囲気。白いスーツも燕尾服も似合うし、
横顔がとても美しかった。
理屈をこねまわす志村・視学官、最初に帽子がふわりと飛ぶのが面白い仕掛け。
舞台装置は1幕が“まるでゴルフ場のよう”…という台詞の通り、床が芝生で、
ちょっとデザイン性のある樹木の中に、白いベンチ、というシンプルなもの。
2幕はイザベルの部屋。調度品などもかわいらしい雰囲気で、ちょっとだけ
「サウンド・オブ・ミュージック」を思いだしました。
この日は初日と同じキャストと思い込んでいましたが、
リュース(少女)役の高野唯さんが、服部ゆうさんにチェンジ、
服部さんの所には、コーラスから早川絢子さんがスライドし、女性コーラスは
1名減った状態で演じられましたが、私は初見だったせいもあり、
違和感はありませんでした。
明日に続く。
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