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東京都美術館のお隣、奏楽堂のチェンバロコンサートには行ったことがあったのですが、 是非パイプオルガンも聞きたいと、都合があった先日、 やっと行くことができました。(第一第三日曜はチェンバロ、第二第四がパイプオルガン) 1 J・Pスヴェーリンク「カプリッチョ」 2 J・パッヘルベル「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」 3 F・メンデルスゾーン「アンダンテ」 4 W・A・モーツァルト「自動オルガンのためのアンダンテ ヘ長調K616」 5 J・S・バッハ「ファンタジー ト長調」 以上5曲を、藝大大学院生の方が演奏します。 奏楽堂のパイプオルガンは、元は紀州徳川家の「南葵音楽堂」にあったものを 昭和3(1928)年にこちらに移し、その後老朽化で音が出なくなっていたものを 奏楽堂が移築されたのに伴い、復元したと、 演奏者兼司会の女性が丁寧に説明してくれました。 1曲目は静かに始まりましたが、2曲目で低音が響く感じに「おぉ」となり、 3曲目はまた少しゆったり、4曲目は自動オルガンのため=軽やかなかわいらしい旋律に 遊園地のような情景が浮かびます。 最後はやっぱりバッハ。重厚な響きに酔いました。 舞台上に見えているものを含め、1000本以上もあるというパイプに風を送って音を出す… 低音は風のゆらぎのように、音がぅわんぅわんと揺れて聞こえ、 やっぱり生の音はいい!と、終わるのが惜しい気分でした。 たくさんの音が重なる複雑な響きを耳にすると、自ずと荘厳な気分になる… 教会音楽にはパイプオルガンが定番なのが実感できました。 演奏後、ロビーにあった「蘇る奏楽堂」という本を手に取ってみたら、 保存運動の解説の中で鈴木博之先生の名前を発見。 建築史といえば必ずお見かけし、そこだけは丹念に読んできました。 取り壊しも予定されたこの「日本最初の音楽ホール」。
120年あまり経った今もこうして演奏会を楽しめるのは、保存に尽力した方々のお陰… 昭和60年頃の台東区長・内山栄一さんや音楽家のみなさんに感謝!でした。 |

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