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 「解体新書」(ターヘル・アナトミア)の本物が
見てみたい、と思って行ってきました。

 「東洋文庫」の新装なって1年の新しい建物と展示室は、
先日のレトロな「永青文庫」とは対照的。
 しかし、まず圧倒されたのは「モリソン書庫」という、
天井近くまで何層にも本棚がある展示室。
まさにミュージカル「美女と野獣」の舞台セットそのままでした。 

 展示物=明治期に岩崎久彌が英国人モリソン博士から購入した洋書たち24,000冊、
今の価値で70億円!さすが岩崎さん、太っ腹です。
 何冊かは開いて書庫の所々のガラスケースに展示されていますが、
18世紀のものでも色鮮やか。

 「アヘン戦争」の絵や「解体新書」は確かに教科書のまま。
両方とも思ったより少し小さめでした。
 ほかにはアダム・スミスの「国富論」初版本やロビンソンクルーソー漂流記(1719)、
13世紀のコーランなど。
 国宝の「文選集注」という巻物は、中国の古典の名文を選り選ったものと言うことで、
日本にも多大な影響を与えたもの…らしい。
 川口慧海の書き込みがある「お経」もありました。肉筆を見ると、ドキドキします。

 訪れたのが夕方からだったので、見学後、併設の「オリエントカフェ」では
キャンドルの光が揺れる中、小岩井農場のチーズを使ったケーキと
珈琲をゆったりと堪能。
 たまには、こんな時間もよいものです。

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