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先日、スクリーンで観賞することが出来ました。
私のイメージでは、やさしい色彩や子どもの瑞々しさを描く画家。
でも、この映画ではただ優しいだけでない、芯の強い女性だった
彼女を知ることが出来ました。
気がつけば傍らにあった、「いわさきちひろの絵本」。
10代半ば、少ないお小遣いで買った「にんぎょひめ」「つるのおんがえし」。
訃報を惜しむ声の報道も、うっすら覚えています。
以前から好きな画家だったため「つば広の帽子をかぶって」等の評伝は
読んだことがありましたが、映画の中で語られた両親との確執や、
上京してから必死で仕事をしていた時代、
善明さんとの出会いや、ラブレター、
知人たちの証言…みんな初めて知ることばかり。
仕事への熱意と拘り、絵を愛する心から「著作権の確立」に砕身した、
彼女の少女のような風貌からは想像できない意思の強さ。
反面、息子をモデルにした愛らしい絵になごみました。
ちひろの声は壇れいさん、ナレーションは元NHKアナウンサー加賀美幸子さん。
どちらもとても耳にやさしい声でした。
生きていたら、ちひろは今94歳。
55歳で逝去されたことは本当に残念でした。
石神井の美術館には何度か足を運びましたが、
いつか「安曇野ちひろ美術館」にも行ってみたいと思っています。
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