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「新・午前10時の映画祭」、3年ぶりのこの映画はやっぱり観なくては!と
行ってみたら、劇場内の年齢層はとっても高め…それも男性が多い。
日本での封切りは1946年6月ということ。その頃に見た鮮烈な印象を
再びスクリーンで、という感じでしょうか。
私の場合は“両親の語り草だった映画”ですが、
イングリッド・バーグマンの輝くような美しさは、何度でも観たい。
そして今回も、幾つかの発見がありました。
カサブランカに来た翌日、警察署を訪ねる時の“ボーダーシャツ”は、
よく見ると表面がパイル地か、サマーセーターのような質感。
リックのカフェでギターを掻き鳴らす女性歌手の場面の
壁に写るシルエットの美しさ。
逆光でのバーグマンのクローズアップ、瞳に“一点の光”がキラリと輝く
ロマンチックなシーン。モノクロ映画だからこその演出は
大変魅力的でした。
ハンフリー・ボガートの演じるリックは、クールに見えても、
本当は情に厚い男(映画ではセンチメンタリストと言っていました)、
とにかくかっこいい!ラストでした。
撮影時に脚本が出来上がっていなかったとは信じられない、
後世に残る傑作となり、アメリカで1998年に投票された
「AFIアメリカ映画ベスト100」の2位、2007年では3位等、
日本だけでなく本国でも、評価の高い作品だそう…納得です。
※初めて買った映画のビデオはこの作品でした。1986年頃かな…。
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