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月に一度・1週間上映の、シネマ歌舞伎。
この時は、長谷川伸原作の「刺青奇偶(いれずみちょうはん)」を観ました。
身投げをしようとした女・お仲(坂東玉三郎)は、
博打ばかりしている男・半太郎(中村勘三郎)に救われ、
その男を一生懸命支える女房となる…。
お仲は病に掛り、自分の死期を悟って、
男に「これを見たら博打を止める様に」と病の床で男の腕に入れ墨を施す…
彫る方も、彫られる半次郎も、堪え切れない涙が…。
刺青を彫って、博打は辞めたはずの半次郎でしたが、
貧乏なまま死なせるのは忍びないと、最後の大勝負に挑みます。
この勝負の相手、鮫の政五郎は片岡仁左衛門=迫力があってとっても素敵!
主役の中村勘三郎と坂東玉三郎の、名コンビは、
じっくり魅せてくれました。
でも…もう“この2人”の共演は、永遠に観ることが出来ない…
ついついそう考えると、より切なくなりました。
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