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日本近代建築の作り手たち〜昭和の三巨匠〜3回目は村野藤吾。
「世界平和祈念聖堂」「宇部市渡辺翁記念会館」(以上、重要文化財)、
「日生劇場」「ルーテル学院大学」「新高輪プリンスホテル」他、
91歳の最晩年まで多数の作品を残し、文化勲章、芸術院賞も受賞しています。
1891年佐賀県唐津市生まれ…東京駅の設計者・辰野金吾と同郷。
早稲田大学理工学部を卒業し、渡辺節建築事務所に入所し、1929年に独立。
外観へのこだわりは強く、とてもスタイリッシュなビルを造っていた。
個性的なものも、村野氏だからこそ傑作になり得たわけで、
ただ真似をしたら、とんでもないことになってしまう…らしい。
確かに、その“ぎりぎりな感じ”は、なんとなくわかる気がしました。
また、外観が比較的簡素な場合、室内を豪華にすることも彼の特徴で、
日生劇場はアコヤガイを貼った内部空間が“別世界”のような雰囲気です。
「世界平和祈念聖堂」の内部装は”見たことがある”窓の形と照明…
たぶん今井兼次=遠山記念館美術館と似ていたから、
すぐにわかったのでしょう。
広島は今日、祈りの日を迎えていました。
修学旅行は京都と奈良だけで、私は広島に行ったことがありません。
この「世界平和祈念聖堂」、そして「広島平和記念資料館」は丹下健三の名作、
それらを見ることも含め、いつか行けたらいいと思っています。
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