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「李香蘭」の初日に、四季劇場「秋」にパンフが置かれていたので、
初めて足を運んでみました。
新宿の高層ビル48階…しかし展示室は出征、外地からの引き上げ、
シベリア抑留など、淡々と展示されている物を見ているだけで、
どんどん気持ちは重くなっていきました。
比較的綺麗に残っている帽子や衣服…しかしこんな薄いものが防寒用?
縫製も荒く、物資が乏しいことが分かります。
展示資料の日記や遺書、召集令状や家族写真、千人針、
抑留兵士が自作したスプーンやフォーク、1つ1つに命の重みが籠っています。
劇団四季の“昭和の歴史三部作”「李香蘭」「異国の丘」「南十字星」は
OSTを聴き、プログラムを繰り返して読んだこともあり、
ここの展示と結びついて理解できた分、哀しみも深まった気がします。
企画展「引揚げ漫画」には、ちばてつや、北見けんいち(釣りバカ日記)
森田拳次(まる出ダメ夫)、山内ジョージ、上田トシコさんほか9名の
漫画家さんたちの作品が並んでいました。
子ども時代に経験したことを個性的なイラストで描いたものたちで、
銃口を向けられて驚いたことや、
真っ赤な夕陽の荒野を走る列車を眺め、
引き上げ船から見えた緑豊かな日本の美しさに感動した…など。
亡父も、数年外地に居て戦後引き揚げて来た経験があり、
ほのぼのとしたタッチの絵であっても、状況の過酷さは想像できました。
ここで“ある絵本”と出会ったのですが、その衝撃に
まだ「文章」にできなくて、後日改めて書く予定です。
それを含め、思い切って行ってよかった、資料館でした。
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