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雑誌「装苑」の創刊は1936年。当時のイラストの表紙は有名な画家が
手がけた時もあったようで、上品な印象です。
内容は流行ファッションの紹介と、服を自作するための型紙の製図。
戦時色が濃くなると、パリモードの紹介も「あちらの流行」のように、
表現が微妙になってきました。
戦後は子ども服を作れる別冊も盛んに登場し、通勤着や
ウエディングドレスなども、自作するための型紙を紹介しています。
表紙は女優さんたちが美を競っている様相…みなさん美しかった。
1960年代後半になると、よりファッショナブルに…通勤や儀式ではなく、
カジュアルで御洒落な服=流行の先端を行く感じ…。
専属モデルとして星野知子、鷲尾いさ子さんたちが表紙を飾っていたのが
70年代後半〜80年代でした。
80年頃は付録として「実物大型紙」が必須だったようですが、
時は流れ、手作り中心から、最近は海外も含め、
流行の最先端と、こだわりのファッションの特集。
かなり大雑把に振り返りましたが、昭和20年代の
「街角ファッションチェック」のなかなか辛辣なコメント、
お洒落な男性として紹介された、若い桑田圭祐さんやビートたけしさん、
どれも面白く、かなり時間を割いて展示をつぶさに読みました。
私も一時期、型紙を使って服を自作していたので、
こうした雑誌には助けられました。
主に使っていたのは“ジャノメフィットパターン”という商品で、
『装苑』は買いませんでした=サイズがないためでに。
雑誌はせいぜいSMLの三種類、特大サイズの私は、
悲しいことに使えませんでした。
でも、手作りは楽しかった…退職したら孫の服や小物を縫えたらいいな…と
随分先のことを考えています。
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