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名古屋に発つ前夜に参加させていただいたのは、
「青い日記帳×三菱一号館名品選2013 特別内覧会。」でした。
最初に館長の高橋明也氏の挨拶があり、今後の展覧会の予定も伺い、
期待が高まります。
学芸員の安井裕雄さんのギャラリートークは30分の予定が
終了時間まで会場に居てくださって、ずっと話しっぱなし。
トークはテンポよくユーモラスで、今まで聞いたことがない程、楽しかった!
美術に対する愛に溢れ、その「愛」は興味、探求と多岐にわたり、
だから話題も豊富で、尽きることがなかった。
まず、ポスターにもなっているルノアールの「麦わら帽子の若い娘」。
モデルとなった人物がはっきりしない…
彼があまり描いていない女性。確かにこの画家が描いた女性にしては
面差しがきりっとしています。でも、そこも魅力的。
ロートレックのポスターをぐるりと見渡せる展示室(写真参照)は素敵。
“石版画”は大きなものが刷れないため、貼り合わせてあり、
文字の色が微妙に違うのも、手作業だからと、知りました。
初めて聞いた名前、ヴァロットン。石版画〜木版画と移行するうち、
単純な線と黒のコントラストで一瞬を切り取り、
作品にドラマ性が生まれていました。
そして、オディロン・ルドン。版画の“黒の世界”は大きな目玉が宙に浮き、
奇想天外ですが、
ある時から色のある絵に変化、「グラン・ブーケ」のような優しい色調は絶妙。
ざっと作品を追いましたが、ギャラリートークで聞いた話がとても楽しかった。
明日へ続く。
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