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文京区立鷗外記念館を1年ぶりに訪れました。
『鷗外記念本郷図書館』だった約四半世紀前にも来ましたが、
鷗外は気になる作家です。
高校時代の「舞姫」の印象強かったからでしょうか。
(1989年に郷ひろみ主演の映画にもなりました)。
今回は、画家原田直次郎とベルリンで知り合い、交流を続け、
帰国後の原田の作品への批判に、真っ向から援護したり、
早世した原田の遺作展を開き、作品集を編纂するなど、
彼への“熱い友情のしるし”の数々を見ることができました。
原田直次郎の代表作「騎龍観音」は国指定の重要文化財。
東京国立近代美術館の常設展示で、行くたびに見上げていました。
東京美術学校の本流とは少し離れ、自力で留学をして
洋画を学んだ彼のこの絵は、酷評されたようですが、
それを弁護したのが、当時もう有名人だった鷗外だったという事です。
貴重な原田直次郎の作品も数点見られて、まさに文学と美術の
“交響”を味わいました。
そしてまた「モリキネカフェ」に立ち寄り、“文のいやし”という、
きな粉を使ったクッキーをいただいてきました。
※鷗外はこの千駄木に住む前に、もう少し根津神社寄りに居を構え、
それは夏目漱石も住んでいたことがある家で、
今は“博物館・明治村”に「猫の家」として移築されています。
写真は、先日その家の縁側から撮った、庭園です。
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