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中ザワヒデキ「脳で視るアート」展。これが単体だったら、果たしてここまで来たろうか? そんな思いを抱いて入っていくと、三原色のモザイクのような目がチカチカする作品。 ドットが細かければ、グレーになるはずなのに、大きくて混ざり合わない。 別の作品は同じ形を3色の色を重ねながらの連作「セル」。 人間の断層写真に見えなくもない。そしてチラシの「視力表」。これって、アートなの?? 実は、1963年生まれの中ザワヒデキ氏、最初は眼科医でしたが、 2年でまずイラストレーターとして独立、CGを手掛け、後に油彩へ。 今回展示された作品の中で、「セル」と題した単色を3回順番に重ねていく作品が、 壁をぐるりと埋めるスペースが、妙な作品のわりに落ち着く、面白い感覚に陥りました。 そして、着想に感動すら覚えたのが“自らの脳波の測定グラフを作品”にしたもの、 その名も「脳波ドローイング」。数か月鍛錬すると、ある程度波形をコントロールできるのだとか。 流石お医者さんです。大きな山がきれいに描けている横長の紙たち、初めて観る「アート」でした。 この美術館には常設の「浜口陽三記念室」「萩原英雄記念室」があり、 浜口氏のパリの香りのする銅版画(メゾチント)、萩原氏の木版の富士山、 どちらも心安らぐ作品をじっくり眺め、さぁ、スターパインズカフェへ…。 そんな素敵な、2月11日でした。
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2013年02月14日
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