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渋谷に所用があったため、ついでに…と先日訪れた「松濤美術館」のすぐ近く、
観世能楽堂にも近い、「戸栗美術館」に初めて行きました。
ここは陶芸専門の美術館で、今回は「鍋島焼」の展示。副題は「孤高の鍋島藩窯」。
佐賀藩が陣頭指揮を執って作り、天皇家や将軍に献上するものが多かったため、
図案は格調高くて優美。
時代を追って少しずつ作風にも変化がありました。色が少ない(染付)シンプルなものと、
多色になっても図案が上品なため、絢爛豪華ではない、けどそこがとても素敵なもの。
縁取りにだけ「青磁」を使った皿の色がとっても美しい。
全面に桃や日車紋亀甲模様をつけたもの、墨弾きの青海波模様、写実的な草花…。
縁が立った椀や深い皿には、外側にぐるりと施された模様は
アラベスク(花唐草)の少しエキゾチックな雰囲気もあって。
会場におかれた解説シートで、模様の詳しい解説が読めたので、
裏も表もより楽しむことができました。
日差しが溢れる“ラウンジ”には、美味しい珈琲が100円で飲めるサーバーが設置されて、
とても助かりました。緑茶は50円です。
居合わせたのは3人組のたぶんフランスの方。和風の焼き物と、聞こえるのは仏語の会話のみ。
なかなかいい雰囲気でした。
展示が変わったらまた「ぐるっとパス」で訪ねて行きたいと思います。
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