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 横山大観の「夜桜」が観たい。前回の展示は期間限定と気づくのが遅くて
見逃してしまったため、今回は会期を把握して、しっかりと観てきました。

 そして…。もっとぱっと華やかな印象かと予測していましたが、
意外に落ち着いた色調、花の1つ1つは白に近い桃色で、
重ならない程度のゆとりある配置は、どちらかといえば地味に近い印象。

 船田玉樹、三栖右嗣氏も“桜”を描いていますが、もっとびっしりと描き込まれて、
色味も鮮やかな印象でした。

 大倉喜七郎が「ローマ展」として1930年に日本美術の紹介と彼の地で展示した作品、
これが日本の美の極致、と大変な人気を博したという…。
至極納得です。

 展示は日本画を東西に分けて、
“西”は狩野派・山口雪渓、円山四条派・竹内西鳳と、伊藤若沖、河合玉堂。
“東”は江戸狩野派の狩野探幽と、英一蝶、横山大観。
 
 竹内西鳳の「蹴合」は羽毛の描写がすてきな軍鶏が二羽(チラシ下部参照)。

 そして“西”の菊地契月の絵は、久しぶり。
契月は2年前にソウルの国立博物館の展示で初めて見た名前でした。
ソウルの「日本美術の展示室」では、聞いたことがない作家ばかりで驚いたことも、
懐かしく思い出します。

 そして、ここを観た翌日、娘の新入生の説明会や制服の購入もあったので、
彼女へのお土産に大観の「桜」のクリアファイルを買いました。
“桜が咲いて、よかったね”、ということで。
 でも、彼女は「リラックマの方がよかったのに〜」と言うかもしれません。

 「夜桜」の展示は3月3日まで、展覧会は3月17日までです。

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