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「喜翁閣」(きこうかく)。この1910年竣工の古い建物は、
実業家・大倉喜八郎の別宅として向島にたてられ、船橋(ららぽーと)に移築されていたもの。
この度、船橋の再開発ともない“解体・保存”されることになり、
その前に撮られた室内の詳細が展示されていました。
絵葉書の写真は天井。金色に竜の絵が勇ましい。他にも豪奢な装飾が伺える天井絵、
繊細な細工の欄間、モダンなタイル張りの広縁、大広間の佇まい…。
無人の空間のひんやりとした空気が感じられるような写真たちに、居ずまいを正しながら鑑賞。
解体とはいえ、「取り壊し」ではなく「保存」。
修理後の建設地は未定ということですが、いつかまた
立ち上がった姿を見られる日を待っています。
会場で高橋氏に声をかけていただき、私の大好きな「遠山邸」の数寄屋造りの事など、
興味深く聴いてくだって、とても楽しい時間が持てました。
銀座3丁目のあまり目立たないところにある「キヤノンギャラリー」、
ここも浜松町(四季劇場)に行く前に立ち寄るのに、
ちょうどいい立地と規模でした。
たった20分程でも空いた時間があると、何か詰め込んでしまう…
でもそこに(思いがけない出会いがあったりするので、つい走ってでも行ってしまうのでした。
(展示は1/24〜/30まででした。)
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