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近所の公民館で何気なく借りてきた、高峰秀子著「にんげん蚤の市」。
彼女のことを、母はデコちゃんと呼んでいましたが、
名子役〜大女優へと、ずっとスターであり続けた希有な俳優さんです。
代表作は「二十四の瞳」でしょうか。
今年はこの作品の監督木下恵介生誕百年で
映画「はじまりのみち」が制作され、先日観て大感動!でした。
本編のなかで、観たかった「カルメン故郷に帰る」の溌剌とした彼女を見て、
想像以上にと〜ってもキュートで驚きました。
その彼女が「書いたもの」は、今まで読んだことがなかったのですが、
これがとてもおもしろい。
リズム感のある文体も絶妙ですが、砕けすぎない、気軽な感じの言葉遣い、
なにより映画界の話題にでてくる「人名」に興味しんしん。
市立図書館では「蔵書」としてはあったのですが
すでに書庫に入っていて(閉架)、今まで手に取ることがなく、
近所の、蔵書が少ない公民館だったから、
私が何気なく出会うことになったのでしょう。
「芸術新潮」の彼女の特集も借りて読み、彼女の本に今、嵌っています。
「わたしの渡世日記」も、興味深いことが目白押しで、とってもおもしろかった。
子役から大成した彼女の“ずっと第一線でいた理由”が
これらの本を読んで、なんとなくわかる気がしました。
まだしばらくは、ブームが続きそうです。
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