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以前から行ってみたかった「人形の博物館」。
久しぶりの東武野田線改め「アーバンパークライン」に乗って、
岩槻駅の真ん前が、東玉本店。
静かな館内に入ると、大きな「亨保雛」がある部屋が目を惹きます。
まずその前にあるVTR画面に見入りました。
そして、雛人形の製作工程は大変興味深かった。
岩槻で人形作りが盛んなのは、桐の木が多いことと
“よい水”が流れていたこととは、知りませんでした。
お隣の春日部は桐箪笥の産地です。桐の木の粉には脂(やに)がないことが、
人形に適していると伺いました。
人形に衣裳を着せる行程=十二単を幾重にも張り合わせて襞を作っていき、
最後に腕を曲げることは「振り付け」というのですが、とても難しいということです。
木目込人形作りでは、桐を固めて形を作り、溝を彫り込んで
その中に衣裳の布を入れる、繊細な作業も観ることができました。
展示されていたのは、30対あまりのお内裏様と、節句の道具や、
片岡光春、野村嘉光、鈴木賢一、吉田博、石川潤平氏らの作品。
一番多かったのは古今雛、ほかに芥子雛もあり、時代ごとの
お顔の移り変わりも感じることができました。
展示室にあった資料ももらってきましたが、お内裏様の飾り方が
向かって右が女雛になったのは、昭和3年の昭和天皇即位式の時の
立ち位置からということです。
以前は向かって右が男雛でしたし、京都は今もこちらが主流で、
東京では逆になっているようです。
※記事と写真は関係ありませんシリーズ(!?)青空に映える薄紅色のハナミズキ。
せっかく撮った「コバトン」雛が携帯に保存されていなかった失敗によります。
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