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 “自分の感受性くらい”という詩に衝撃を受けたのはいつだったのでしょうか。

 「私がいちばん美しかったとき」も、確か教科書にありました。
 女性詩人としては、石垣りん「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」、
新川和江「私を束ねないで」と一緒に思い出す、私の中では印象の強い方です。

 そんな彼女の展示を知ったのが最近で、最終日前にあわてて見に行ってきました。

 そして、もともとは医師の娘で薬学部出身という理系だったのが意外で、
でも薬剤師として仕事をしたことはなく、最初から詩やシナリオを書いていました。

 同時代の詩人たち谷川俊太郎、川崎洋と「櫂」という同人誌を作り、
詩集を発表し、雑誌に「今月の詩」を連載。
 上記の詩は生前から有名で、晩年の「倚りかからず」も
新聞のコラムに取り上げられたこともあって、ベストセラーとなりました。

 彼女は理知的な美貌の持ち主。医師の夫と仲睦ましく、
彼女の意向で没後に出版された詩集は、夫への想いが溢れるものでした。

 会場で読める詩がたくさんあって、言葉の洪水に溺れそう。
1つ1つ考え込まずに目で追ってきましたが、今日、図書館で詩集を借りてきました。
これから、ゆっくりと味わって読もうと思います。

 展覧会のポスターになっている写真は、谷川俊太郎氏の撮影。
彼女自身もお気に入りだったということです。

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