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「日本伝統工芸展60回記念」の、展覧会。
国立博物館の「人間国宝展」と同時に観ようと思っていましたが、週末に雪が多くて、
会期末ぎりぎりに観に行くことになってしまいました。
高校時代の憧れの先輩が“ジュエリーデザイナー”として活躍しているのを知って、
「日本クラフト展」を観に行ったりしているうちに、
工芸にもどんどん興味が深まっていきました。
染色、七宝、金工、陶芸、漆芸、木工、竹工…すべて力作ぞろいの中、
まっ先に観たのは「人形」でした。
「人間国宝展」でも平田郷陽の作品が一番感動したので。
中村信喬「羅馬聖光」の少年(なのかな)…澄んだ瞳が印象的でした。
次は漆芸に目を引くものが多く、室瀬和美・蒔絵螺鈿八稜箱「彩華」の
キラキラが素敵でした。
陶芸はやっぱり“練上”が好きで、
室伏英治・Nerikomi Porcelain「Sparkle」が気に入りました。
展示の点数が一番多いのは「染色」。
友禅、紬、紅型、上布、久留米絣、江戸小紋、木版更紗、長板中型形、小倉縞木綿、紋紗…
それぞれに素晴らしく、1枚1枚見て行きました。
“技の伝承だけでなく、個人の美意識に基づく作品を創造することで、
新たな伝統を築きあげようとしています。”という
チラシの裏に書かれた文に納得の、“美しいもの”がいっぱいの展覧会でした。
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