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今朝新聞を開いたら、建築史家の鈴木博之先生の訃報が載っていて、とっても驚きました。
まだ68歳というのに、なぜ…。
鈴木先生とは個人的な知り合いではありませんが、
「遠山邸研究会」「旧岩崎邸の講演会」と、2度お話を伺うことができました。
遠山邸宅は『近代数寄屋造り』、
岩崎邸は『近代イギリスのマナーハウス(領主の館)』と、
全く違うジャンルのお話。守備範囲の広さに驚きます。
また、著書も多く、手持ちの本の中にも名前をいくつも見ることができ、
昨年読んだ「東京の地霊(ゲニウス・ロキ)」も大変面白くて、
印象に残っています。
さらに現在の博物館「明治村」館長でもありました。
明治村は「館長」と「村長」がいます。
村長さんは森繁久彌、小沢昭一さんらの有名人ですが、
館長は代々建築家で、初代の谷口吉郎〜村松貞二郎、前代が飯田喜四郎で、
鈴木さんは4代目でした。
鈴木先生は建築の保存再生の専門家で、東京駅復元にも力を尽くされました。
もうお話が聞けないのが残念でたまりません。
しばらくは著書を読み返してみようと思います。ご冥福をお祈りいたします。
※昨年秋に訪ねた「明治村」。楽しかった…これは村長室がある
「東山梨郡役所」から見下ろした街並みです。
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