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 副題が「エバレット・ブラウンの湿板光画で辿る旅」。
 チラシを観て、ブラウンさんが明治の頃の人で、写真も古いものだと
勘違いをしていました。古い写真が好きだから、東陽町の竹中工務店本社にある
この“ギャラリーエークワット”に行ってみたら、
これらは一昨年〜昨年に撮影されたものでした。

 よく見れば被写体が現代なのに、縁の部分がかけていたり、
露出時間が長い独特のピントの諧調からか、その雰囲気はやっぱり
「歳月を経たもの」のように見えました。こういう写真、大好き!です。

 作品は大工道具のアップ(鑿・鉋・墨壷など)、伝統建築、現代の工人の
3つのテーマがありますが、それぞれに見応えがあって、パンフも買ってきました。

 観ていってドキっとしたのは、宮大工の小川三夫さんを見つけたから。
「木のいのち 木のこころ」を読んだのはかなり前なのに、
歳月の重みが加わったそのお顔は、すぐに判りました。

 日本の面影…「これらの写真には、失われた日本の時間、匠たちが生きていた時代から
現代への時の堆積、遠のいたかもしれない技の深み、それらへの惜別の思いが
入り交じって写っている」
〜編集工学研究所長・松岡正剛氏のコメント=パンフから。

 “写真の力”を改めて感じた、展示でした。

 会期が3月31日まで…もっと早く知って、記事にしたかった。

 ここのギャラリーは毎回なかなか素敵な展示をしていますが、
日曜日がお休みなのが残念です。

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