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まさか日本で公開するとは思っていなかった、チョ・スンウさん主演の
2012年韓国映画。
共演はリュ・ドックァン、ナム・サンミ。かねてから
スンウさんに似ていると言われていたドックァンさんの共演も楽しみに、映画館へ。
本編は「むかしむかし“桃の木”がありました…」と絵本を繰りながら
話が始まります。
シャム双生児という悲しい運命の双子を生んでしまったお母さんは
嘆き悲しみ、呆然と毎日を送っていました。
なにも手に付かない母親に代わり、双子を育てる父親。子役の坊やたちも
すばらしい演技で、かわいい声の劇中歌も本当に上手。
成人した双子で、表にでるのは弟(リュ・ドックァン)で、
兄(チョ・スンウ)は人前ではフードに隠されて、暗闇の中。
弟は筆が立ち、父は何とか作品を出版できないかと考えていたところに、
イラストレーターの女性(ナム・サンミ)を偶然知り、手伝いを頼むのですが…。
裏に隠れている方が多いスンウさんですが、時折顔が見える時の演技は、やはり凄い。
あんなに「綺麗な瞳」は見たことがないと思うほど。
エンディングの歌もスンウさん。あぁいい声…悲しいお話で涙がポロポロだったけど、
その声に浸って、幸福感も味わっていました。
ちょっと無理をして見に行ったのですが、本当に良かった。
スンウさんの生の舞台がと〜っても恋しくなりました。
「ジキル&ハイド」「ラ・マンチャの男」「ヘドウィグ」そして「RENT」のロジャー。
全部が宝物のような記憶です。
私がミュージカルに嵌るきっかけになった俳優がチョ・スンウさん。
原点に戻ることができた、貴重な日となりました。
余談ですが、劇中スンウさんが朗読するお話は「赤毛のアン」。
やさしい気持ちになれるシーンでした。
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