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 昨日から今日にかけて、私の中で「赤毛のアン」が大ブームとなっています。
 一昨日、偶然借りてきた「アンのゆりかご」(村岡恵理・著)を電車の中で読みながら
来週は無理そうだからと足を向けた三越本店。ここもお目当ては「赤毛のアン」。

 「アンのゆりかご」の単行本が出版された当時、早々と一気に読んだ記憶は鮮明…
それも、横浜に行く電車の中でした。行き先は「キャッツシアター」でしたが。
 今回も偶然横浜へ…しかし読みきれなくて、今日も読み続けていたところでした。

 展示はまずモンゴメリから。彼女のよく知られた肖像写真のほか、
幼い頃の愛らしいもの、もう少し年齢を重ねたもの、どれも理知的な
静かな雰囲気をたたえています。
 モンゴメリが編んだ細い細い糸の“レース襟”の美しいこと。
刺繍も綺麗な色使いで丁寧に刺されていました。
 直筆原稿は手書きとタイプされたものがありました。

 後半の村岡花子。本を読んだ直後ということもあり、
どのエピソードも生き生きと感じられました。
 妻子ある身だった当時の村岡氏との往復書簡…
最後に“×”が7つも連なっているなんて、熱烈ですね。
 恋は成就しましたが、彼女にはその後震災、愛児を亡くすなど、
過酷な出来事が襲います。

 それでもなんかほんわかしたイメージの花子さんの、“ラジオのおばさん”の
肉声が聞けて嬉しかった。戦前の女性の声にありがちな“甲高いトーン”ではない、
柔らかい声とやさしく明瞭な発音、これは人気が出るわけです。

 “腹心の友”、柳原白蓮の直筆の手紙はさすがに水茎の跡も鮮やか。
もう1人の友・片山廣子も美しい筆文字を書いていました。
 目を奪われたのが、花子が暇さえあれば過ごした女学院の書籍室(図書室)の
ガラスのドアノブ。彼女は一体何度回したことでしょう…
今も透明感があり、無垢な少女の時代を象徴するかのようでした。

 デパートの閉店時間から逆算して5時半前で余裕かな?と思ったら、
時間が足りない!グッズ売り場も7時までなので、
5時丁度に行けばよかったと思う程です。
 資料映像もたくさんあって、アンの世界にたっぷり浸って、満足でした。

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