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“聖徳太子のお寺に満たされる”…という副題がついています。
今回はチラシにもある「毘沙門天」と「吉祥天」の
2つの国宝が観られることが楽しみでした。
仏像の名品のほか、舞楽面、花器、仏具、幡などの法隆寺の仏教美術品。
平櫛田中(聖徳太子像)、香取秀真(華籠)、六角紫水(香合)、
清水南山(如意・香合)などの近世の美術品=法隆寺への奉納、
そして杉山寧、安田靫彦、和田英作、村上華岳らの法隆寺を題材にした絵画も。
どれもとびきりの名品でした。
毘沙門天と吉祥天はとっても人間的なお顔で、じっと観ていると
語りかけてくるような気がして…。
お堂の中で、今までの長い長い年月、たくさんの人たちのお話を
優しく聞いてきたのだろうな、と思いました。
他に、金銅仏の「菩薩立像」(重文)。約1,500年前の作なのに、
鍍金がよく残った袂には、ガラスケース越しに
私の顔がはっきりと写るくらい、綺麗な金色が感動的でした。
金堂天蓋の飾りの「天人」は素朴な作風でかわいく、鳳凰はシャープな造形です。
金堂壁画の模写は何通りも展示されていて、消失前に描かれたものもあって、
じっと見入りました。
隣接する「陳列館」での“壁画の再現”も圧巻!こちらだけなら入場は無料。
2階は金堂を再現したスペースですが、1階のCGが
何度も観たくらいリアルで優美…動く壁画は、絶対にお勧めです。
どちらも会期は6月22日まで。
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