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2014年6月24日 | 2014年6月26日
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菊池寛実(きくちかんじつ)記念・智(とも)美術館 =ホテルオークラお隣にある、美術館です。 藤本能道(ふじもとよしみち)…初めて耳にする名前でしたが、 東京藝術大学学長もされていた陶芸家です。 藤本氏は東京藝大を卒業後、文部省技術講習所を経て、 富本健吉・加藤土師萌に師事。 陶芸を極めていく中で、彼は絵画のように写実的な絵を付けていきました。 箱や皿に描かれた花鳥は、羽毛の柔らかな質感が感じられ、 陶器に描いたことが信じられないほどの繊細さ。 中間色が多用されて印象派の絵画のようでした。 また箱はかなり大きなものでもきっちりと蓋ができる… よく考えると焼き物でこんなに精巧なものは、見たことがない気がします。 晩年の燃えるような赤の作品は、陶器を焼く炎を連想しました。 色や表現を真摯に探求し続けた生涯に思いを馳せます。 年譜から読みとれた“寄り道をせず制作〜後進の指導(芸大教授)を 真っ直ぐ歩き続けた端正な生き方“が、その作品にも現れているようで、 見終えたあとは、清々しい印象でした。
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