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☆2013年4月13日(土)マチネ 四季劇場「夏」 「その1」からの続きです。 アリエルとエリックのほか、飯野さんのセバスチャンが歌も台詞も多くて大活躍でした。 「隣のワカメは青い(?)」などとギャグの間合いもさすが。 思っていた以上にコミカルなシーンが多い作品でしたが、 コックの岩城さんは楽しそうに弾けていました。 カモメの丹下さんや仲間たちのタップも見応え十分。 アースラの青山さん、小柄でかわいらしいのに、大きな衣装(装置)に乗って、 なかなかの迫力でした。 そして海の王トリトンの芝さん。父と娘のシーンには弱くて、 アリエルの望み通りに…のシーンでは涙、涙。 海のシーンの“平面的な装飾”に、バレエ公演を思い出しました。 地上のシーンの「色合いを統一した背景」は、シンプルでキャストが生きる気がします。 「美女と野獣」や「オペラ座の怪人」のような、 背景を含めて細部まで凝った作りではありませんが、 その分軽快な印象で、作品も明るく楽しいものになっていました。 大好きな「衣裳」については、海のシーン(フライング)の尾ヒレの布の揺れが美しい。 ただ裾幅が小さいため、そのまま歩くのは大変そうでしたが…。 お城に入ってからのアリエルのグリーンのドレスは、袖口のリボンがかわいく、 オーバースカートから覗く部分は“うろこ”のキルティング?になっています。 衣裳は多くが鱗を思わせるスパンコールがついていて、キラキラしていました。 カテコは最後にはスタンディングに。
大人っぽい“重厚な演目”を好む方向きではないかもしれませんが、 小さい子どもたちにもわかりやすい作品で、私は好きです。 |
ミュージカル
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☆2013年4月13日(土)マチネ 四季劇場「夏」 |
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☆2013年3月9日(土)ソワレ 四季劇場「秋」 2年7か月ぶりの、SOM。深水大佐が観たくて、足を運んでみました。 そして。この演目って、こんなに清々しかったんだ…と、感動を新たにしています。 初回(2010・4)と翌月の2度目が井上マリア、鈴木大佐、同年8月は笠松マリアと芝大佐で、 この日は4回目。 今回は笠松マリア、深水大佐。フレッシュな石毛ロルフと若奈リーズルはともに初見。 毎回、秋山修道院長の美しい声に魅了されました。 子どもたちの一生懸命な台詞や歌が微笑ましく、勅使瓦マックスの「でしょ」で和み。 笠松マリアの安定した歌と溌剌とした演技は、本当に嵌り役。 大佐らしいがっしりした体躯と威厳ある雰囲気、何よりその声が素敵で…。 台詞と歌声が違和感なく繋がるのがとても心地よく、「エーデルワイス」に聴き惚れました。 普段から歌中心の役ではないことが、そのとても丁寧(慎重)な歌い方なのかと、 そこが更に好みで、もう一回観たい!と久しぶりに思える観劇でした。 思えば…この演目は2年前の震災直後の日曜が千秋楽で、公演中に揺れても 演技を続けたと後で知りました。 私も3月11日の夜公演の「オンディーヌ」のチケットを持っていましたが、 それどころではなく、娘が心配で職場から慌てて帰宅したことを思い出します。 平穏だからこその「観劇」。毎年この日が巡って来る度に、震災の事を想い、
有難さを噛み締めることでしょう。被災地の復興を心から祈っています。 |
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☆2013年3月2日(土)ソワレ 上演しているのは「Seiren Musical Project」=早稲田大学を中心とした学生サークルですが、 いろいろな若者が参加しているようです。 福井さんとのライブで、今泉りえさんからお話を伺って、足を運んでみました。 この演目そのものにも興味があったし。 そして、凄いパワーに感動しました。みんなはち切れそうな若さが漲って、眩しいくらい。 今泉さんの歌で聴いたセリーナ(篠崎未伶雅)の「メリルストリープのように」… 1幕ではちょっと細い声のソプラノで歌っていたのに、 このナンバーは別人のようなパワフルな歌唱で、おぉ!でした。 カルメン(坂井菜穂)の妖艶な踊りと歌に目を奪われ、 ニック(松下湧貴)とシュロモ(清澤貴光)の歌にも聴き入り、 ラムチョップス(小林沙織)のドラムはかっこいい! 後半はタイロン(熊倉滉希)の演技にも惹きつけられて…アイリス(小野実咲季)のバレエも素敵。 そして大人たち、堅物だけど本当は優しいシャーマン先生(安田貴和子)、 生徒を信じるベル先生(岩本潤子)、指導方法をめぐって火花を散らす場面は、さすがでした。 群舞の迫力、渾身のコーラスの声はハートにまっすぐに飛びこんで、 ラストはもう涙…。気持ちよく泣かせていただきました。 衣裳…デニムのベストは手作りかな? 卒業式のガウンの、襟のオレンジのリボンはラメが入っていた? 房付き角帽は作ったのかなあ?などなど、こちらも目が離せなくて楽しめました。 演出は阿部義嗣さん…彼は最初に観たミュージカル「ジキル&ハイド」(2005年)の新聞売りで、 歌声が強く印象に残った、忘れられない俳優さんでもありました。 思いきって観に行き、本当に良かったと思っています。
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☆2013年1月26日(土)ソワレ 前楽 四季劇場「夏」 華々しい開幕デビューを飾った福井ビーストは同じ時間、仙川で熱唱中のはず…。 最後に福井さんで観た昨年5月以来、8か月ぶりの「夏」劇場へ。 演目としても大好きだから、どうしても感謝を込めて、客席からお別れを言いたかった。 キャストは佐野ビースト、坂本ベル、野中ガストン、百々ルミエール、青羽コッグスワース、 布施ルフウ、倉斗タンス夫人、そして初見の早水ポット夫人。 繊細な演技の佐野ビーストと、私の中では「ベル」と同一化している愛らしい声の坂本ベル。 安心して観ていられる…筈が、やはりオーバーチュアから視界が霞む。 これでは昨年末の「ウェストサイド物語」と同じになってしまう。 タウンも、モリ―スとベルのデュエットでも、涙が止まらない。 2階後方から観た「ビーアワゲスト」。万感胸に迫る中、今までで一番美しく感じました。 2幕はなんとか泣かずに観られましたが、王子様に変身したビーストに無意識に首を振りながら 「違う、違う」と…。とても素敵な佐野さんなのに…。 それでも、煌びやかな衣裳にかわいいビースト、長く続くスタンディングオベーションに、 この演目をたくさん観られた感謝を込めて、手のひらが痛くなるほど拍手を続けました。 四季劇場「夏」と過ごした2010年と2011年の夏、2012年のお正月と連休は、永遠に忘れない…。 珠玉の想い出は、大切に胸にしまっておきます。 大井町駅から劇場に向かう時、日が暮れた商店街に流れていたのは「メモリー」。
“この夜を思い出に渡して 明日へ向かうの…”という歌詞にぴったりでした。 |





