ミュージカル

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☆2013年1月14日(月)マチネ
 韓国ミュージカル「ウェルテルの恋」。この作品は初演が2003年。
当時主演したチョ・スンウさんの歌を聴いて、いつか観たいと思っていました。
今回、スンウさんの高校・大学の同級生、ルームメイトでもあった
キム・ダヒョンさんの舞台を東京で観ることが出来て、とっても嬉しかった。

 キャストはウェルテル=キム・ダヒョン、ロッテ=キム・ジウ、アルベルト=イ・サンヒョン、
ソ・ジュヒ、オ・スンジュンほか。
 ダヒョンさんは整った容貌と、若干低めの声で繊細な歌唱…
悲恋を演じるのにこんなにぴったりな俳優さんは他に知らない、という程の嵌り役。
 ロッテのキム・ジウさんは、ちょっと庶民的な感じもしますが、愛らしい。
本当はダブルキャストのキム・アソンさん(韓国版ミス・サイゴンのキム役)で観たかったのですが、
ダヒョンさんと組む日が無く、諦めました。

 舞台セットは韓国版「ラ・マンチャの男」を思い出す、高低差があるもの。
作品の構成は2人の恋人と婚約者の関係に、アンサンブルの群舞(舞踏会・居酒屋など)が
挟まる形で進行します。舞踏会の女性達のドレスはハイウエストのエンパイア・スタイル
(よく見る“ウエストを絞って裾が広がるドレス”ではなく、ストレートなシルエット)。
 素朴な感じがよく出ていました。ロッテの弟と妹の子役も可愛かった!

 キム・ダヒョンさんは、ミュージカルに嵌った2006年頃から知っていて、日程さえ合えば
彼の「ヘドウィグ」も観たかったのですが、2007年2月に「RENT」を観に行った機会に観られたのは
韓国版「アイーダ」ラダメス役イ・ソクジュンさんのヘド
でもこの舞台も素敵でした。

 当時は“ベルテル”と呼んでいたこの作品。劇中の「我々は」の旋律を全部覚えてしまうくらい
動画サイトで繰り返し聴いていたので、生で聴けたのはとても嬉しかった。

 それにしても…偶然入手できたチケットがかなり前の座席、ダヒョンさんの表情がよく見えて、
今迄ミュージカルの舞台で観ていた俳優さんのなかで、彼ほど“美しい人”は見たことが無い…。
襟にリボンを結んだベルベットのジャケットの衣裳が、とっても似合いました。

 東京に大雪が降り、帰宅の足がとても大変な日でしたが、純白の雪に覆われた風景と共に
忘れられない観劇となりました。

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「その1」からの続きです。
ミュージカルと元劇団四季の福井晶一さんは切り離して考えられませんが、
彼の出演作以外では、やはり「キャッツ」の千秋楽が心に残ります。
五反田〜横浜で約5年、半年の間合いを経てですが「キャッツ」を観ない月はないほど、
生活の一部となっていました。
 千秋楽に行けたことは幸運でしたが、隣に座った娘が呆れるくらい、
涙を流し続けてしまいました。
 四季以外の舞台は若干増えて、初見の作品は新鮮な感動でした。
 以下、いろいろなベスト1です。

☆感動ベスト1・「キャッツ」千秋楽11月11日
☆夢が叶った・「アイーダ」7月29日
☆歌声に酔う・「美女と野獣」5月1日
☆四季以外のベスト・「ひめゆり」(ミュージカル座)7月10日
☆ストプレ・「海の眼鏡」(文学座)12月21日

★訪れた劇場/ライブ会場
 四季劇場「夏」・「秋」・「海」・自由劇場・キヤノンキャッツシアター・青山劇場・五反田ゆうぽうと
シアタークリエ・日生劇場・川崎市国際交流センター・帝国劇場・赤坂ACTシアター
メルパルクホール・めぐろパーシモンホール・シアター1010・東京国際フォーラム・六行会ホール
渋谷エレクトーンシティ・かなっくホール・文学座アトリエ・二子玉川KIWA(順不同)
 2013年はどんな舞台と出会えるのでしょう。1本1本丁寧に、心を込めて観ていきたいと思っています。

 余談ですが昨日、TVで駅伝を観ていたら、横浜駅付近を通過中に「キャッツシアター」が映りました。
道路側の側面はそのままですが、背面は取り壊されていたのが見えて、
やはり寂しさを感じざるを得ませんでした。

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 2012年、特に前半は「覚悟」ばかりしていた、という観劇でした。
 お正月、これで福井さんを観られるのが最後かもしれないと「美女と野獣」を食い入るように見て…
2月のペロン、連休中に思いがけずまたビーストにもあえましたが、
7月下旬のラダメスは登場も嬉しかった。5年ぶりの再会で“値千金”の舞台でした。

 バレエ、ストプレ、後半の福井さんのライブと、たくさんの舞台を楽しみました。
大きなアクシデントがなかったからこそ、年間を通して劇場に行くことができた…有り難いことです。
家族やみんなに感謝!です。
 まだしばらくは楽しい思い出に浸りたいと思います。

10回〜=「キャッツ」
4回〜=「アイーダ」「美女と野獣」「エビータ」
2回=「オペラ座の怪人」「アスペクツ・オブ・ラブ」「ウェストサイド物語」

1回=「壁抜け男」「ユタと不思議な仲間たち」「夢から醒めた夢」「ガンバの大冒険」
 「桃次郎の冒険」「赤毛のアン」「青い鳥」、以上“劇団四季”7演目。
◎「ボニ―&クライド」「ハムレット」「ジキル&ハイド」「エリザベート」「サンセット大通り」
 「ミス・サイゴン」「ひめゆり」「カムイレラ」「ルルドの奇跡」、四季以外・9演目。
 ミュージカルは23演目で、昨年より少し増えました。
★ストプレ=「解ってたまるか」「ひばり」「間奏曲」(劇団四季)=3回
★文学座=「父帰る」「海の眼鏡」=2回

★バレエ「アルレキナーダ」「コッペリア」(NBAバレエ団)=2回
★コンサート・ライブ=9回 ★クラシック=1回

明日に続く。

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☆2012年12月24日(月)マチネ(千穐楽) 四季劇場「秋」
 昨日はつい“回顧”ばかりしてしまいましたが、この日新たに気付いたこともありました。

 確か2007年に「WSS」が上演された時は、ジェットの女性アンサンブルがあと1人いました。
役名はミニー。2009年の全国公演以降は減ったままですが、
体育館のダンスの冒頭、全員がペアになるときに、ディーゼルだけはソロ…ちょっと寂しい。
 このシーンはいつもディーゼルを演じる朱涛さんや今回の大森さんを観てしまいます。
(シャークにもマルガリータがいました)

 岩崎リフはトニーが大好きな様子。体育館のダンスに誘う時に、脚立に乗ったトニーの
膝を撫でたり揺すったり…これでは根負けしそうです。

 「トニー、裏口から来てね」「うん」。大好きなマリアとのやり取り。
どの俳優さんも独特の「うん☆」でしたが、阿久津さんはこの日、両手を広げての「うんっ!」。
元気なトニーでした。

 川地グラッドハンドはあくまでも折り目正しく生真面目で、以前見た
この日はクラプキだった青羽さんの“お〜ほっほっほ”と笑うキャラとはかなり違いました。
パーティーの司会ではなくスポーツの審判員のよう…でも好きです。

 ラスト近くにドックが「何遍言ったらわかるんだ!」とトニーの頬を打つシーンで、
他のドックはピシャ!と音がする事もありましたが、菊池さんは撫ででいるような当て方。
怒りにまかせてというより、悲しい感じがよく出ていました。

 今回は生演奏で、開演前のチューニングの音に期待が高まり、
パーカッションの響きはきれいに聞こえてきました。
3階席だったため、オケピ内がよく見えて、それも楽しかった。

 「あんたが俺の年、親父が俺の年…ふざけちゃいけない。」「そんなに好きならスーパーマンと結婚すれば?」「僕たち今最高に燃えているんです」「押すなよそんなに!」「ありがとう、親分!」「女は女らしくしろ…」いろいろな台詞が音楽のように頭の中を流れ続けます。

 この作品と次回に出会う時、どんなキャストになるのか、楽しみに待っています。
きっとまた、見に行くことでしょう。

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☆2012年12月24日(月)マチネ(千穐楽) 四季劇場「秋」

 大好きな演目、大好きだったトニー…。初日に阿久津トニーを観て、
予想以上に切なくて、取ってあった1階前方の席を手放してしまったくらいでした。

 そして千穐楽。やはり悲しみはさらに深く、トニーの歌声は胸を締め付け、視界は何度も涙で霞む…。
 阿久津さんは伸びやかな歌声、スリムでかっこよくて、トニーにぴったりだなぁと思います。
笠松マリアはすばらしいソプラノで安心して聞き入りました。
 ほかには菊池ドック、川地グラッドハンド、青羽クラプキの大人たちに初見が3人で新鮮。
また、初日以来の岩崎リフが馴染んでいて、久しぶり!の松島ベルナルドも素敵でした。

 「トゥナイト」のバルコニーと満天の星、「大好きよ、アントン」の台詞…WSS史上最高の涙の洪水。
“思い出”は、何度も思い返す度に深くなってしまうようで、
福井トニーを思い出しては涙した3時間でした。

 カテコは千穐楽特別バージョン。通常カテコの後、一旦幕が下りて冒頭シーンのジェット団から始まり、
シャーク団、女性たち、アニタ・マリア・トニーと手拍子に乗って順に登場。
弧を描くように広がって1人1人がポーズを決めたり。とっても楽しかった。
 スタンディングオベーションに、クラプキ締めも2度まで登場。

 でも、その楽しいはずのカテコも霞んじゃって、並んだキャストのカラフルな衣装が、
滲んだ視界にタペストリーのような模様になってしまいました。

 泣いてばかりではありましたが、観てよかった。
“想い”にまた一区切りをつけられた、今年の締めくくりのミュージカルでした。

明日へ続く。

※共通ロビーのリース、キャッツシアターを思い出しました。

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