読書

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 「車のいろは空のろ」の“白いぼうし”は大好きなお話ですが、
その作者、あまんきみこさんのエッセイ集。
きれいな色合いの表紙に惹かれて借りてきました。

 幼い頃は病弱で、お蒲団の中から“窓の形に区切られた空”を見ている時間が長かったという作者。
童話を書くようになっても、空や雲を題材にすることが多かったのは、
この時期「空の絵本」を見ていたせいなのかもしれない…と書かれていました。

 他には、お母さんの記憶を「甘やかな思い出」と表現されているのが印象的で、
43歳で早世されたお母さんとの幼い頃の遠い記憶には、
優しく柔らかな表現=“甘やか”が、ぴったりで…涙無くしては読めませんでした。
とっても心温まる本です。

 “白いぼうし”は、私が小学生のころに教科書で読んだ作品ですが、
それをにこにこしながら聴いてくれていた母のことも一緒に思い出しました。
 幸い、現在も元気で、1人暮らしをしている母、
今は私が母の話をにこにこと聞く番のようです。

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 多くのヒット曲を生み出した、不世出の作詞家、阿久悠。
最初に名前を聞いた時“悪友(あくゆう)”って人の名前なの?と思った記憶があります。
母が漢字を説明してくれて、「ふ〜ん」と一応納得したのは、
歌謡曲が大好きだった小学生のころ。本名は深田公之(ひろゆき)。

 先日観た映画「カサブランカ」。この映画とともに思い出されるのは、
沢田研二「時の過ぎゆくままに」「カサブランカ・ダンディ」→作詞は阿久悠。 
〜ボギー ボギーあんたの時代は良かった 男のやせがまん 粋に見えたよ…
そんな歌が流行した時代は、まだ昭和でした。

 阿久悠も永遠に時代とシンクロし続けるわけではなく、ピンクレディーの
全盛期に陰りが見え始めた頃、方向転換を図ったようで、小説に手を染めました。

 この本の著者は重松清。私と同世代で、ジュリーのヒット曲を小・中学生時代に
聴いているはずです。あの頃の阿久悠作品は勢いがありました。

 阿久悠氏の残した作品=「歌」は、形のない空に漂うもの。
昼間は見えなくても、夜になると満点の星が輝いているように、
ふと思い浮かんだときに“煌めき”を放つもの…
その「星」を作った男=阿久悠=この本の題名です。

 歌も、映画も、記憶の奥底にひっそり『存在』し続けて、
思い出した瞬間、生き生きと蘇る、とっても不思議で素晴らしい物。
日々実感していることを、再確認出来ました。

 しかし…歳をとるとなんでも“思い出しすぎて”収拾がつかなくなるのが困りものです。

天地明察

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 著者は冲方丁。この作家の本は初めて読みました。
 いつもベストセラーは図書館に行きわたった頃に“時間差”で読むのですが、
娘が友人から借りてきた〜というので“一日で返すから”と一気に読んでしまいました。

 この本に興味を持ったのは、紹介の中に“関孝和”という名前があったから。
以前、全国各地の“算額(数学の問題が書かれている神社に奉納されている額)”を
見てまわり、関孝和に心酔している知人がいました。
その人も、凡人には全く追いつけない明晰な頭脳の持ち主でした。

 さて、この本の主人公・渋川春海。
関孝和と同時代に生きた、囲碁を打つ役目をしている役人ですが、温和な性格の様子。
極悪非道な人も居ないし、みんないい人ばっかりで。
それが時代小説なのに、軽快な印象を受ける原因なのでしょう。

 春海は思い通りにならないことにぶち当たっても、絶望をせず
ずっと暦の研究を重ねていられたのは、風に逆らわない柳のような
ある種の“強さ”をもっていたからなのかもしれません。

 
 しかし…舞台(ミュージカル)の感想は筆が進むのに、
本(読書)に関しては、“とってもおもしろかったです。”のような感想しか書けないことがもどかしく、
読みが浅いのかなぁとちょっと凹んでいます。

十字架 重松清

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 図書館にリクエストしておいたものが届き、ようやく読むことができたのですが、
あらすじや感想を書こうとしても、言葉が見つからなくて…。

 心にずっしりと残るものがあるのに、
それを言葉にしようとすると、うまく言えない。

 「忘れない」。1つだけ言葉を選ぶとしたら、これでしょうか。
息子を亡くした母はずっと彼を思い、遺書で親友とされた少年も、
お礼を言われた少女も、みんな亡くなった彼のことを忘れていない。
それで充分。20年も忘れないでいてくれたのだから、と思います。

 重松さんの本は心理描写がとても自然で繊細で、
読み出したら絶対に最後まで読んでしまいます。

現代用語の基礎知識

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 創刊号(1948年)は、大学ノートの半分(B6判)、
こんなに小さかったのですね…勿論、これは復刻版です。

 「現代用語の基礎知識」と言えば、一番熱心に読んだのは高校時代でした。
通っていた高校の図書館には、初期の頃からのバックナンバーがずらりと揃っていて、
お昼休み、友人たちは購買のパンを買いに行ったりしますが、お弁当持参の私は、
さっさと1人で食べて、図書館に入り浸り。
 薄暗い一角にあったこの本たち、「昔は小さかったんだ〜」と思いながら手に取っていました。
読むのはもっぱらファッション用語や音楽用語だけでしたが…。
この昭和23年版には「進駐軍関係略語」という項目もあります。

 太目で、ちょっと暗い生徒だった当時、“本”が一番の親友で、
もちろん、ずっと「図書委員」で、カウンター当番もしていました。
今でも“書店”と“図書館”は、いつまででも居たい場所です。


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