読書

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 前から読んでみたかった本。
年末に行った図書館で見つけ、喜んで借りてきました。

 有名な「崩れ落ちる兵士」=
スペイン内線の悲惨な状況を伝えるものとして、教科書にも載る、
キャパの代表作。

 しかし、この写真は敵に背を向けないと撮れないアングルだし、
キャパが愛用していたライカのネガサイズ(縦横比)ではないのでは?
 また、撃たれたときこんな風に倒れる?そしてここはどこ??

 この本を読み進めるうち、ゲルダ・タローと行動をともにしていた時だとしたら、
ゲルダ愛用のローライフレックスのネガ?など、推論がいくつも出てきます。

 あくまでも「キャパの写真」が主人公のため、周辺事情の細かい説明が無く、
よくわからないという感想もあるようでしたが、
幸い「キャパとゲルダ・タロー」や、「マグナム・コンタクトシート」の
展示を観たことが、理解に大変役立ってくれました。

 カメラを構える高さ、角度、兵士の表情、そしてネガサイズ、
古い写真雑誌を探してアメリカやパリを奔走し、
現地にも何度も足を運んで雲の動きを観て、ほかの写真との時間軸を推測する…。

 緻密な取材と大胆な推論は、あっという間に読み終えるほど、
大変おもしろい本でした。

 読み終えると、この題名の“意味”がしみじみと心に響きました…
ちょっと悲しく。

繋がる世界。

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 お正月休みにはゆっくり本が読めますが、
何気なく手に取った“初読書”は、今年も三浦綾子さん関係のものでした。
 「三浦家の居間で」宮嶋裕子=三浦綾子さんの秘書をしていた女性の著書です。

 三浦さんの著作に「嵌った」のは、高校時代でした。
結婚前には三浦夫妻に憧れたものです。
 それから10年余り経って、再就職に奔走し、ようやく決まった
遠い職場への電車通勤の友は、行きつけの図書館の「三浦綾子全集」。
三段組の分厚い本を貪り読んで、慌ただしい日々の救いにしていました。

 一方。昨年末に手にした「辻井伸行奇跡の音色〜恩師川上昌裕との12年〜」の
川上さんも、三浦綾子さんと同じ旭川市出身でした。

 ピアニストの辻井伸行さんは、お父様の仕事の関係で同じ市内に住んでいた時代に、
お母様とわずかな接点があり、辻井君は幼い頃から応援していました。
3月にはまたサントリーホールに聴きに行く予定です。

 大好きなミュージカル俳優:福井晶一さんも、旭川出身。
あちこち繋がって、折に触れて思い出しては、心が暖かくなります。

 三浦さんの元秘書、宮嶋さんの著書の中にも、星野富弘さんをはじめ、
大勢の方の名前がでてきて、しみじみとしながら読み終えることが出来ました。

 いつか、旭川の「三浦綾子記念館」を訪ねてみたい。
2014年は「氷点50年」として、文学賞や出版事業が
4月から行われるようなので、楽しみにしています。

読書この1年

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 この1年は、冊数を書き出すのが恥ずかしいくらい…
多ければいいというわけではありませんが。

 夏の間にずっと「レ・ミゼラブル」を抱えていたし、「船に乗れ!」は、
3巻をセクションごとに紙に書き出して“音楽”を確認して何度も読み返したりして、
1つの作品に長く関わることが多く、総数が全然伸びないこととなりました。
読んだ本は約30冊です。

 秋にかけて、「美術検定」を受験しようと思い立って、この期間も
読書はストップしていました。受験した級には無事合格…
読書を絶った甲斐がありました。

 「読書冊数」としてはカウントしない、写真の多い本は、相変わらず楽しく眺めています。
 また、名古屋に行く前には、4つの図書館からガイドブックを5冊借りて、
とっても役に立ちました。

 来年は、長編もいいけれど、いろいろな作家の本を読みたいと思っています。

☆息つく間もなく読みすすめた本
「海賊と呼ばれた男」上・下(百田尚樹)

☆読み終えて満足感
「レ・ミゼラブル」(ユーゴー作/豊島与志雄訳)岩波文庫・全4巻

☆再読してさらに感動
「船に乗れ!」(藤谷治)3巻+文庫本3巻「再会」

☆私史上最高の涙
「金のひしゃく」北斗七星になった孤児たち(増田昭一)絵本

おまけ・娘たちに請われて、いつ以来かわからないほど、久しぶりに
買った「レ・ミゼラブル」漫画版。今年はまさに「レミゼ」尽しでした。

船に乗れ!(藤谷治)

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 この本との出会いは図書館でした。懇意にしている司書さんが
「音楽の小説なの、お勧めよ」と言ったので、3冊を一気に借りました。

 1巻の初版2008年11月ですが、3巻まで出揃った時に借りたので、
読んだのは、ちょうど4年前の2009年12月でした。

 トニーの福井さんに夢中だった、あの頃。まさか4年後に“舞台化”での
福井さんを見ているなんて、本当に不思議。

 あの頃も、読みながら思いっきり感情移入してしまいました。
作者の藤谷さんは同年代、1980年代に高校時代を過ごし、
友人は音大付属高校に進み…ハンサムなピアニスト(ラーンキ)に
夢中になったものでした。

 13日の初日、“あのカバー”の文庫版3巻が会場でようやく買えて
帰途の電車の中で、単行本にない『再会』を読んで
劇の冒頭部分とやっと繋がりました。

 そして「再会」最後の1行を目にしたとき、電車の中なのに
思わず目頭が熱くなって困りました。さっき見てきたばかりの舞台、
プログラムの福井さんのモノクロ写真、全てがどっと押し寄せてきて。
 “最高のタイミング”で読んでしまったようです。

 小説としても好きでしたが、舞台化されてもっと好きになり
忘れ難い作品となりました。

 最初に勧めてくれた司書さんは遠くに異動されたのに(家も遠い)、
つい先日、市民ホールでばったり会ったのも、
何かに導かれたのかもしれません。

TOKYOオリンピック物語

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 読んだのは、招致が成功した頃…。
とにかくおもしろくて一気に読んで、
すぐに返却してしまいました。

 今、何も見なくても思い出せるのは、まず有名な
「赤い丸のデザイン」のこと。このシンボルと、
スタートダッシュの写真のポスターは、ともに亀倉雄策の作品。

 今でこそデザイナーは時代の寵児ですが、当時はもっと地味な感じだったようで、
亀倉氏はその中で擢んでて対人関係を円滑に運べる人だった、ということです。

 イラストで、スポーツの競技や会場の設備を説明する「ピクトグラム」は
東京五輪で本格的に始まりました。

 もうひとつ、映画「東京オリンピック」秘話。
当初は黒澤明監督を予定していたのに、いろいろあって
市川昆監督に。
 
 名前は残りませんが照明、撮影、記録などの
スタッフも精鋭を揃え、取り直し出来ない緊迫の現場だった…。

 出来上がった作品が記録より抒情的という批判に
真っ向から異議を唱えた女優の高峰秀子さんの逸話も、
彼女らしいと納得でした。

 7年後。きっとあっという間にやってきそうな「東京オリンピック」
その時87歳になるはずの母と、娘たちも一緒に声援を送ろうと思います。
 前回の東京五輪は、何も記憶がなかったから。


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