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 岩波写真文庫といえば、編集長格=名取洋之助。
日比谷の図書館で観た展示(日本工房など)が、瞬時に思い出されました。

 会場は銀座の“ど真ん中”。でも、レトロなビルを9階まで上っていくと
意外なほど静かな空間。展示も興味深かった。
 1950年の発刊当時は写真百科のような役割を果たし、
テレビが放送される直前(1958年)で、この文庫の配本は終わっています。

 私が生まれていなかった時代ですが、
これらの本は図書館で借りたり閲覧したりして、
馴染みがありました。

 そしてこの展示には、バックナンバーがすべて読めるコーナーがあり、
「知っていたらもっと時間をとったのに!」と、悔しく思いました。

 「映画」「人形」「近代建築」「都道府県別」…
夢中で見入ってしまいました。

 同じ頃発刊された絵本「きかんしゃやえもん」も、とっても懐かしかった。
(作・阿川弘之、絵・岡部冬彦)

 どこかの美術館で何気なく入手した“チラシ”でしたが、
「行ってよかった!」とこんなに思える展示も珍しい程、存分に楽しみました。
 もう一回行きたかったな…。

デコちゃんブーム

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 近所の公民館で何気なく借りてきた、高峰秀子著「にんげん蚤の市」。
 彼女のことを、母はデコちゃんと呼んでいましたが、
名子役〜大女優へと、ずっとスターであり続けた希有な俳優さんです。

 代表作は「二十四の瞳」でしょうか。
今年はこの作品の監督木下恵介生誕百年で
映画「はじまりのみち」が制作され、先日観て大感動!でした。

 本編のなかで、観たかった「カルメン故郷に帰る」の溌剌とした彼女を見て、
想像以上にと〜ってもキュートで驚きました。

 その彼女が「書いたもの」は、今まで読んだことがなかったのですが、
これがとてもおもしろい。
 リズム感のある文体も絶妙ですが、砕けすぎない、気軽な感じの言葉遣い、
なにより映画界の話題にでてくる「人名」に興味しんしん。

 市立図書館では「蔵書」としてはあったのですが
すでに書庫に入っていて(閉架)、今まで手に取ることがなく、
近所の、蔵書が少ない公民館だったから、
私が何気なく出会うことになったのでしょう。

 「芸術新潮」の彼女の特集も借りて読み、彼女の本に今、嵌っています。
「わたしの渡世日記」も、興味深いことが目白押しで、とってもおもしろかった。

 子役から大成した彼女の“ずっと第一線でいた理由”が
これらの本を読んで、なんとなくわかる気がしました。
 まだしばらくは、ブームが続きそうです。

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 とにかく、話題になっていたので、予約を入れておいたら、
図書館で偶然前の人がキャンセルし、週末に借りることが出来ました。

 初・村上春樹は、確か“作家ごとの短編を纏めた本”で、それきり何年も
手に取ることがない作家でした…なんとなく世界に入りこめなくて。

 「1Q84」が話題になった時、読むといいよと、まさか私はほぼ食わず嫌いとは知らずに
貸してくれた方がいて、せっかくだからとな読んでみたら、
なんとか1〜3まで読み終えることが出来ました。
 その後「海辺のカフカ」や「ねじまき鳥クロニクル」等、10作程読んだでしょうか。

 それを受けての今回。「多崎つくるくん、かわいそう…」。
これが、感想。
 案外読みやすくて、止まることなく終了しました。

 “つくるくん”みたいに、心当たりが無いのに、突然絶縁された経験を
思い出して、ちょっと心が痛みましたが、
私の場合はこのお話のような「大学生同士」ではなく、小学生の頃だったから、
深い理由なんてなくて、単純に気まぐれだったのかと…。

 小説は“読み手”の経験や気分などで、面白く感じる場合、その逆など、
読む人の数だけ感想も様々なのでしょう。

 「題名」や「表紙のイラスト」は、読後に納得!でした。

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 「楽園のカンヴァス」以来、気になる作家です。
今回はチェロが出てくる、という帯の文字に惹かれて借りてきました。
題名は「永遠=とわをさがしに」です。

 お話の中の名チェリスト、パブロ・カザルスの最晩年は
TVで観た記憶があり、そのスローモーションのような映像が
瞬時に思い出されました。
確か「鳥の歌」を弾いていたと思います。

 音楽がモチーフになっている小説は、題名や演奏家が出てくると
脳内では音楽が流れ始め、さらに楽しく読めるという、
とっても“お得感”があります。

 スタンウェイのピアノ、モーツァルトのピアノソナタ、
バッハのG線上のアリア…彼女の父親は指揮者。

 主人公は女子高生、名前は和音(わおん)ちゃん。
彼女の将来が開けていきそうなラストが清々しい本なので、
新米女子高生の末娘に勧めてみたいと思います。

 最近読むのが早くなり、電車通学のこともあって「何か読む本ない?」と
所望されることが増えたので。

ハピネス 桐野夏生

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 わかる!ことと理解できない…ことが絶妙に入り混じる、目が離せない小説でした。

 「ママ友」という言葉は、我が家の場合、末っ子の頃に一般化していました。
長女〜次女の頃の新しい言葉が「公園デビュー」。
 そして公園で顔見知りになるのが、子どもを介しての知人=「ママ友」。
そのまま幼稚園に入っても、入れ替わり立ち替わり、ママ友は存在するのが普通なのでしょう。

 このお話の登場人物は、タワーマンションに住む同年代の子どもを持つ5人のママたち。
 住んでいる部屋の資産価値での序列、幼稚園お受験、夫との関係や勤務先、
子どもの性格など複雑に絡み合って、気苦労が耐えない毎日、のようです。
 ため息をつきながらも、一気に読んでしまいました。

 自分が「幸せ」と感じたらそれが幸福=ハピネス。

 なのに、他人からどう思われるか、他人と比べてどうなのかなどを先に気にしてしまうと、
なかなか幸せと感じることができない。
もったいないなあと思いながら読んでいました。

 ○○ちゃんママ、という呼称を使ったことがない、ママ友(子ども関係の顔見知り)との関係は
ごく薄いまま、末娘も高校生になります。
 でも、何の不便もなかったから、無理する事はないのかなあ…と。

 学校行事ではいつも1人だったけど、たまに1人でポツン、としている
“顔だけ知っている…という同級生のママ”に話しかけられたりして、
なんとか間は持ちました。 

 いろいろな世界、多様な価値観と幸せの感じ方があると
改めて考えた本でした。


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