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蜂蜜(映画)

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 とにかく静かな映画。監督・セミフ・カブランオール(トルコ・2010年)
極端に少ない台詞で淡々と進むストーリーでした。
薄暗い室内や森の中に居る少年、寡黙な父親、ちょっと表情がない母親。
ミツバチを集め、蜂蜜を取る仕事をする父が、ある日、なかなか帰ってこない…。

 少年は学校に通い、なんとか先生に「良くできました」の赤いバッジが貰いたいのに
どうもうまくいきません。

 父を捜しに「お祭り」に行ってみたものの、みつからない、そんな中悲しい知らせが…。
少年は真相を知らされないまま、深い森に父を捜しに。
 夜になり、眠り込んだ少年を月の光が優しく照らしていました。

 2010年ベルリン国際映画祭・金熊賞受賞作。
映画祭で賞を取った作品というのは、往々にして“玄人向け”というか、
若干退屈な印象を持つ方が多い気もしますが…。
 私個人は胸躍る、という作品ではないにしろ、主人公の少年の瞳が印象的で、
けっこう楽しんで見ることができました。
でもDVDだったら、きっと眠くなってしまうかも知れません。

 この映画館で、10月に封切り予定の「ベニスに死す」の予告編が流れました。
スクリーンで観たかった、美しいビョルン・アンドレセン…楽しみです。

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「その1」からの続きです。

 封切りしたらすぐ観たい!と思った程この映画への思い入れが強かったのは、
1970年代のTVドラマ「赤い靴」が大好きだったから。
 主題歌の冒頭“The Red Shoes!”とシルエットになったバレリーナの画面に声が入ると、
TVに釘付けになったものでした。

 映画好きになってから、スチール写真でしか見たことがなかったこの作品を
スクリーンで見ることが叶い、とても嬉しかったし、期待通りの美しさでした。
 撮影はジャック・カーディフ。この前作でアカデミー撮影賞を受賞しています。

 主演のモイラ・シアラーは、マーゴ・フォンテインより7つ下で、
同時期に活躍したイギリス・ロイヤルバレエ団のプリマ。青い瞳、赤味がかった髪、
 真っ赤な唇に、赤い靴、髪に結んだ大きなブルーのリボン、真っ白なチュチュ、
色彩の美しさは完璧でした。

 イギリスはロシア、フランスよりもバレエ団ができたのはずっと時代が下がってからのようですが、
この映画で、イギリスバレエの素晴らしさを世に知らしめたということ。

 また、映画で使われた「赤い靴」が、現在、谷桃子さんの手元にあるという事実に驚きました。
モイラ・シアラーから直接贈られたその“赤い靴”は、
谷さんのその後の人生を決定づけた=一生バレエに邁進するきっかけになったという談話も、
プログラムに掲載されていました。

 私にとっては幼い頃にTVで観たマーゴ・フォンテイン、マイヤ・プリセツカヤ、
ドラマの「赤い靴」に長い長い間憧れ続け、昨年、本当に少しですが、
自分も踊ることに一歩踏み出しました。
 そんな折、観ることができたこの映画、また憧れがひとつ形になったことは
感慨深いものがありました。

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 1948年制作のイギリス映画。監督はマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー
 ずっとスクリーンで観たかったのですが、今回、
デジタルリマスターエディションになって公開という事で、さっそく観てきました。

 冒頭、蝋燭の光に浮かぶ手書きの題名「The Red Shoes」の映像が、本当に綺麗。
 主人公ヴィクトリア・ペイジ(モイラ・シアラー)は、バレエ団の主宰者の目にとまり、
新作バレエ「赤い靴」の主役に抜擢されます。
 同時に新進作曲家のデビュー作でもあったこの作品で、2人は恋に落ちるのですが、
彼女を1人占めしたい恋人との関係と、バレエへの情熱の板挟みに苦しむ彼女に、
主宰者は容赦なく選択を迫り、苦しむ彼女はついに…。

 主宰者(芸術監督)役のアントン・ウォルブルック。端正な容貌とかっちりとした台詞は、
妥協を許さない監督にぴったり。
 一方の音楽家役、マリウス・ゴ―リングは、ウエーブのかかった髪に、
物言いたげな瞳で、恋愛に突っ走る感じが似合っていました。
 
 そしてヴィクトリアとパ・ド・ドゥを踊る男性ダンサー、ロバート・ヘルプマンと、
道化役のレオニード・マシーン、さらに劇中、結婚により途中でプリマを降りる役は
リュドミラ・チェリーナ、みんな当時のトップダンサーだそうです。
 道理で…見応えがあるはずです。

 デジタルリマスターによる映像処理は、この映画を現代のものとして見ても、
全く違和感がないような気にさせてくれました。
 バレエの衣裳は、今見ても本当に素敵ですし、バレエ団のお嬢さんたちや
男性たちのファッションもシック。

 劇中の長いバレエシーンがとにかく美しく幻想的で、見終えた瞬間、
“もう1回観たい!”と思うほどでした。

つづく。

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 「その1」からの続きです。
 この映画は、野獣〜王子役のジャン・マレーが観たくて借りてきました。
“輝くような美男子”というイメージでしたが、確かに王子の姿は美かったのですが、
映画を見ているうち、彼よりも気になったのは衣裳でした。

 モノクロ映画は色で変化をつけられない分、
衣裳にラインストーンを付けたり、馬の鬣(たてがみ)にさえスパンコールが付いていた程、
細かいところまで“光”で表現していて、陰影がとても美しい。

 ビーストの衣裳にも縦長のスパンコール。ベルは輝くブロンドの髪で、
野獣から贈られたネックレスも光を放っていました。

 白いカーテンが風にふわふわと揺れる、お城の長い廊下を歩くベル、
陰影をとてもうまく使っているシーンでした。

 野獣は四季のビーストとは違い、顔面も毛皮=猫みたい…あまり怖くはないです。
 ルミエールのように物が人間ぽくなることはなく、蝋燭を支えるのが人間の腕とか
彫像が動くというくらい。
 ガストンほど強烈ではありませんが、お城に乗り込む兄の友人がそれに近い役柄でしょうか。
その友人が変身した王子様(ジャン・マレー)、という配役でした。
 ベル自身は「どこかで会ったような?」とはっきり認識できていないようでしたが。
 
 ベルを演じたジョゼット・デイは、洗練された美しさですが、もう少し素朴さも
あったほうが、ベルらしいかな?という気もしました。
ベルはここでは読書好きという設定はありません。

 戦後最初に封切られたフランス映画だそうで、画質は粗く、音声もざらざらですが、
そこに漂う“優美”なものは、時代を超えて、今でもうっとりさせてくれるものがありました。

※主演のジャン・マレー。この“瞳”が野獣を演じるにはぴったりと
 ジャン・コクトーがキャスティングしたそうです。もちろん、王子様の姿も素敵!でした。

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 「美女と野獣」4000回公演に行く前日、DVDで観たのは古いフランス映画。
 監督ジャン・コクトー、主演ジャン・マレー、ジョゼット・デイ、製作は1946年。
劇団四季の「美女と野獣」とどう違うのか、と楽しみながら見始めました。

 ベル(ジョゼット・デイ)は、船主の父、2人の姉と1人の兄と暮らしていましたが、
なぜか彼女だけ質素な服で、姉たちにこき使われて、シンデレラのよう。
 ある日、父は船の荷物の所有権のことで裁判官のところへ馬を走らせ、
帰宅途中に野獣(ジャン・マレー)の居るお城に迷い込みました。

 野獣は、いったんは帰宅させてくれたものの、人質を要求、
寝込んでしまった父の目を盗み、ベルは自分でお城にはいります。
 毛むくじゃらの野獣は最初から優しく、
ベルに美しく着飾らせてくれますが、彼女はふさぎこむ…。
 “魔法の鏡”で実家が破産し、父が瀕死の状況に陥っていることを知って
帰宅させてほしいと懇願し、1週間の期限付きで戻ります。
戻る約束として宝物庫の鍵を持たされるのですが、実家の姉たちに鍵を奪われてしまい…

 ぎりぎりに戻ってみたら野獣は虫の息。一方、鍵を持った彼女の弟とその友人は
宝物庫の屋根を破って侵入したとたん、倉の中の女神に射られて落下→
みるみる毛むくじゃら→同時に、死にかけた野獣はいきなり素敵な王子様に変身。

 最後は2人で空の彼方の新しい城へと空を飛んで行きました(!)。

 あらすじだけで1日分使ってしまったので、衣装などは明日へ。


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