|
とにかく静かな映画。監督・セミフ・カブランオール(トルコ・2010年) |

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー
こんにちは、ゲストさん
[ リスト | 詳細 ]
|
とにかく静かな映画。監督・セミフ・カブランオール(トルコ・2010年) |
|
「その1」からの続きです。 封切りしたらすぐ観たい!と思った程この映画への思い入れが強かったのは、 1970年代のTVドラマ「赤い靴」が大好きだったから。 主題歌の冒頭“The Red Shoes!”とシルエットになったバレリーナの画面に声が入ると、 TVに釘付けになったものでした。 映画好きになってから、スチール写真でしか見たことがなかったこの作品を スクリーンで見ることが叶い、とても嬉しかったし、期待通りの美しさでした。 撮影はジャック・カーディフ。この前作でアカデミー撮影賞を受賞しています。 主演のモイラ・シアラーは、マーゴ・フォンテインより7つ下で、 同時期に活躍したイギリス・ロイヤルバレエ団のプリマ。青い瞳、赤味がかった髪、 真っ赤な唇に、赤い靴、髪に結んだ大きなブルーのリボン、真っ白なチュチュ、 色彩の美しさは完璧でした。 イギリスはロシア、フランスよりもバレエ団ができたのはずっと時代が下がってからのようですが、 この映画で、イギリスバレエの素晴らしさを世に知らしめたということ。 また、映画で使われた「赤い靴」が、現在、谷桃子さんの手元にあるという事実に驚きました。 モイラ・シアラーから直接贈られたその“赤い靴”は、 谷さんのその後の人生を決定づけた=一生バレエに邁進するきっかけになったという談話も、 プログラムに掲載されていました。 私にとっては幼い頃にTVで観たマーゴ・フォンテイン、マイヤ・プリセツカヤ、
ドラマの「赤い靴」に長い長い間憧れ続け、昨年、本当に少しですが、 自分も踊ることに一歩踏み出しました。 そんな折、観ることができたこの映画、また憧れがひとつ形になったことは 感慨深いものがありました。 |
|
1948年制作のイギリス映画。監督はマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー |
|
「その1」からの続きです。 この映画は、野獣〜王子役のジャン・マレーが観たくて借りてきました。 “輝くような美男子”というイメージでしたが、確かに王子の姿は美かったのですが、 映画を見ているうち、彼よりも気になったのは衣裳でした。 モノクロ映画は色で変化をつけられない分、 衣裳にラインストーンを付けたり、馬の鬣(たてがみ)にさえスパンコールが付いていた程、 細かいところまで“光”で表現していて、陰影がとても美しい。 ビーストの衣裳にも縦長のスパンコール。ベルは輝くブロンドの髪で、 野獣から贈られたネックレスも光を放っていました。 白いカーテンが風にふわふわと揺れる、お城の長い廊下を歩くベル、 陰影をとてもうまく使っているシーンでした。 野獣は四季のビーストとは違い、顔面も毛皮=猫みたい…あまり怖くはないです。 ルミエールのように物が人間ぽくなることはなく、蝋燭を支えるのが人間の腕とか 彫像が動くというくらい。 ガストンほど強烈ではありませんが、お城に乗り込む兄の友人がそれに近い役柄でしょうか。 その友人が変身した王子様(ジャン・マレー)、という配役でした。 ベル自身は「どこかで会ったような?」とはっきり認識できていないようでしたが。 ベルを演じたジョゼット・デイは、洗練された美しさですが、もう少し素朴さも あったほうが、ベルらしいかな?という気もしました。 ベルはここでは読書好きという設定はありません。 戦後最初に封切られたフランス映画だそうで、画質は粗く、音声もざらざらですが、 そこに漂う“優美”なものは、時代を超えて、今でもうっとりさせてくれるものがありました。 ※主演のジャン・マレー。この“瞳”が野獣を演じるにはぴったりと
ジャン・コクトーがキャスティングしたそうです。もちろん、王子様の姿も素敵!でした。 |
|
「美女と野獣」4000回公演に行く前日、DVDで観たのは古いフランス映画。 |
[PR]お得情報