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☆監督 ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス 1961年アメリカ
 
 「スクリーンで観たい」という願いが叶い、娘とわくわくしながら画面に見入りましたが、
つい、ミュージカルの舞台を思い出していました。
 トニー役のリチャード・ベイマー。
DVDで観た時は、劇団四季の舞台で観た中では阿久津陽一郎さんに似た印象でしたが、
スクリーンから受ける感じは、鈴木涼太さんにも近い気がします。
大好きな福井晶一さんとは、全く接点がありませんでしたが…。

 マリア役・ナタリー・ウッドは、可愛いけどやはり瞳にちょっと“影”を感じる独特の風貌。
彼女の悲劇的な最後を知って観ているから、余計にそう思えることは否めません。
アニタ役のリタ・モレノ、迫力ありました!
マリア、アニタでは、四季の女優さんを思い浮かべることはありませんでした。

 そしてなんといってもかっこいいのはベルナルド役、ジョージ・チャキリス。
冒頭の町中をステージにして踊りまわるところは、彼に釘付けでした。
細身でキレのいいダンス、「アメリカ」のシーンも舞台と違って男女で踊るため、
ベルナルドの踊りも観られて幸せでした。

 舞台で気になっていた、決闘のシーンでトニーが「押すなよ、そんなに!」と
仲間(ディーゼル)に怒鳴るシーン、映画の台詞は「わかってくれよ」で、
こちらの方が共感できる気がしました。
 他に、舞台はディーゼル→映画はアイス、と役名が違うところにはちょっと驚き、
映画ではアクション役よりも、Aラブ役の方が
四季でアクションを演じていた西尾健治さんに似た感じで可笑しかったり。

 現在のように多様なダンスが観られ、ダンスをする人が身近にいる状況でも
「凄い映画!」だと思うのに、
50年近く前に“大きなスクリーン”で見せられたら、みんな夢中になったことでしょう。
 アカデミー賞10部門受賞(作品・監督・男女助演・脚色・撮影・編集・美術・衣裳デザイン・録音)
という“金字塔”を打ち立てたというのも、納得できました。

※『午前十時の映画祭』としての上映でした。毎週行きたいくらい魅力的な企画です。

アバター

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 “映画は静かなものしか見ない”はずの私でしたが、
上の娘達に連れて行って〜!と盛んにせがまれ、
IMAXシアターの3D画面に“酔う”のではないかと危惧しながらも、
せっかくだから挑戦することにしました。

 見終えた感想は「すごいっ!見てよかった!!」でした。
臨場感溢れる遠近感、美しい色彩は期待以上。酔うことはなかったですが、
字幕がちょっと浮いた感じに見えて、その点が目に負担かもしれない?という程度。

 あの“青い主人公たち”、私にはとてもチャーミングに見えました。
しなやかな肢体と表情豊かな目…。特に女の子が可愛かった。
 そして自然の描写は、柔らかい色や自在に変わる光に目を見張り、
浮遊する生物や足もとのコケは、手触りまで感じられるような豊かな質感。
3D画面の遠近感もあいまって、自分がその森に居るようで、
空を飛ぶシーンも体が浮いているような、初めての感覚を楽しみました。

 記録破りの話題作の“勢い”がある作品でした。
映画もミュージカルも“迷ったら観る!”今のところこれが正解のようです。

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 以前、映画に凝っていた頃、1920〜30年代の映画のスチールを見るのが大好きでした。
特に女優さんのファッションに目を奪われました。
☆20年代のローウェストドレスと断髪=ルイズ・ブルックス、クララ・ボウなど
☆30年代はブロンドのボリュームのある髪とロングドレス=ジーン・ハーロウ。
 役柄によっては町娘の可憐なワンピース=ジャネット・ゲイナー。

 簡単なものだけですが、当時は自分で服を縫っていたせいもあって、
細部だけ、出来る範囲でデザインを取り入れては、自己満足に浸っていました。
無声映画のメリー・ピックフォードやリリアン・ギッシュのファッションに憧れたのは、
ぎりぎりそれが着られる年齢だった頃でした。

 先日観て来た劇団四季のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」は、
そんな“レトロモード好き”にはたまらない作品でした。
華やかなショーの衣裳も素敵ですが、普段着や稽古着に目がいきます。
カラフルな色使い、少しとろんとしたしなやかな質感の布地は、30年代の香りがいっぱい。
 そしてポリーのイメージはジンジャー・ロジャース。
床にバラの花模様の照明が当たる中をくるくる踊る姿、3階席からずっと見ていたかった…。

※久しぶりに出してきた、当時飽かず眺めていた本。左端がアステア&ロジャース。
 1920〜70年代、10年ごとに1冊シリーズで発行されていて、全部持っています…

沈まぬ太陽

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 ずっと観たいと思っていたのに、上映時間が長いためになかなか都合が合わず、
週末で上映終了と聞いて慌てて観に行きましたが、期待通りの“力作”でした。
監督・若松節朗(ホワイトアウト)、脚本・西岡琢也(陽はまた昇る)。

 山崎豊子の原作は数年前に通して借りて、一気に読み進むくらい、ひきつけられるものでした。
主人公・恩地元役は渡辺謙。ライバル・行天役は三浦友和。他にも会社の会長(石坂浩二)
首相(加藤剛)など、重厚な男優陣で、さすが映画だと感じました。

 物語は1962(昭和37)年当時の、労働組合の折衝場面から始まりました。
男気のある恩地委員長は同僚の信頼も厚かったのに、会社からは睨まれ、外地へと飛ばされます。
これがパキスタン、イラン、ケニアなど、延々続く僻地勤務の始まり。
行天をはじめ、周りから「会社に詫びを入れて戻って来い」と
アドバイスされても「私の矜持が許さない、詫び状は書けない」と毅然と言い放つ恩地。

 ジャンボ機墜落の大惨事の後でも会社改革はなかなかうまくいかず、会長は就任間もなく辞任に追い込まれ、
恩地はまたもケニア・ナイロビへ。そこで呟きます。
「サバンナに沈む大きな太陽は、明日の訪れを保障してくれる沈まぬ太陽に見えた…」と。

 恩地が言う「矜持(きょうじ)」とは、最近あまり聞かない言葉です。
辞書を引いたら「みずからたのみとすることがあってほこること・ほこり・自負・プライド」
と書かれていました。
日本に帰りたいという家族の願いも痛いほどわかりながらも「矜持」を保つ夫のため、
妻(鈴木京香)と家族は協力してくれていました。それもとても感動的。

 ここ数日、航空会社の再建のニュースをよく耳にします。
会社の利益もなくては困るけれど、とにかく「安全第一」それだけは忘れないでほしいと、
映画の中の墜落事故のシーンで号泣してしまったばかりの今、強く願っています。

 
 余談ですが、この作品の主演の渡辺謙さんと、劇団四季の俳優・福井晶一さんは
面ざしがちょっと似ています。もちろん、お二人とも大好きです。

或る夜の出来事

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 監督フランク・キャプラ 1934年アメリカ

 今、なぜこの作品かと言えば…
ミュージカル「エビータ」が来年1月から四季で上演と聞き、
1回だけ見た韓国版を思い出したからでした。(日本版は未見です)

 2007年2月、ソウル・LGアートセンターで観た「エビ―タ」は、
エバ=キム・ソニョン、チェ=ナム・ギョンジュほかの出演でした。
その舞台の冒頭、“エバが亡くなったという知らせ”が流れる劇中のスクリーンに、
最初に写っているのが、この映画だったのです。

 映画の主演はクローデット・コルベールとクラーク・ゲーブル。
TVの名画劇場でただ1回観ただけなのに、エビータで即座に“この映画”と断定できた位、
インパクトが強いものでした。主演の2人は見間違いようのない、個性的な風貌です。
洒脱な感じで、楽しい映画でした。
アカデミー作品、監督、主演男優、主演女優賞、演出賞と、主要部門を独占した
数少ない作品でもあります。

 早口のコルベールの声は、少し黒柳徹子さんに似ていて、
「風と共に去りぬ」と比べたら“ちょっと情けない風情”のゲーブルも、
かなり素敵!でした。
古い白黒映画、大好きです。

※写真は「ハリウッド黄金期の女優たち・淀川長治編」 芳賀書店 P29より。

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