映画

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

 アカデミー作品賞、助演女優賞作品。レディースディの夕刻、
行き易い時間だったこともあり、いつもの映画館に足を運びました。

 監督はスティーヴ・マックィーン…聞き覚えのある人名ですが、
アクション俳優だった方は故人で、このマックイーンさんは
1969年生まれの、気鋭のアーティスト。

 舞台は1841年のアメリカ。驚いたことに法律が州によって違い、
黒人奴隷が許されるところもあった…
その頃、人手不足の南部に、北部では自由に暮らしていた黒人が拉致されて
売り飛ばされてしまう…実話というのが、驚きでした。

 主人公のソロモンは「生き抜く」という強い意志と、幸運な出会いがありましたが、
こうして行方不明になった北部の黒人は沢山いたのでしょうか。

 凄惨なシーンもあるし、重いテーマでしたが、
これは見るべき映画だと感じました。

 たまたま行く途中で聴いたラジオから流れてきたニュースは、
NBAのオーナーが、「黒人選手を連れてくるな」と発言して、
永久追放になった事件でした。

 この映画から150年以上も経っているのに、まだまだ偏見はある…
空恐ろしくなります。

 “人が人を差別することは絶対にあってはならない”と、
親は子どもが本当に幼い頃から、教えないといけない、と思いました。

イメージ 1

 末娘と一緒に観てきたのは先月末ですが、勢いは衰えず、空前のヒットとなっている…
それも頷ける、大人も楽しめる作品でした。

 雪だるまが溶けてしまう…というピンポイントで、思い出すのは、
上の娘たちが幼いころ夢中で見ていた「それいけ!アンパンマンきらきら星の涙」。
台詞を覚えてしまうくらいに繰り返し見たものでした。

 末娘はこのアニメの記憶はあまりなく、今回、新鮮に見ていたようです。
映画はやはりスクリーンで見る“迫力”が魅力で、
氷のお城が出来上がっていく様が見事。

 背景を含め、美しい色遣いのアニメーションと、恋愛至上主義ではない
ストーリー展開も気に入りました。

 GWには「3D上映」もあるということ。
日本語版の歌(松たか子、神田沙也加、原慎一郎、津田英佑、ピエール瀧)も気になるし、
やっぱりもう一回行く?と今から予定を立てています。

 この時は字幕版で観ましたが、アナ役の“イディナ・メンゼル”と言えば
「ウィキッド」のエルファバ…観終えてからずっとOSTを聴き返し聴いています。

 そして劇団四季での初演の頃(2007年)を、懐かしく思い出し、
四季で一番初めに憧れた俳優さん=李フィエロと、濱田エルフィ×沼尾グリンダが、
もう一度見たいな…と、無理なことを願ってしまいます。

小さいおうち

イメージ 1

 上映が終わりそうになって、慌てて見に行ってきました。
原作は賞をとってすぐ読んで、“時子”という主人公の名前が、
大好きだった祖母と同じで、とても印象に残っていました。

 舞台となった赤い屋根の“小さいおうち”が素敵。
外観は「田園調布駅」を思い出させます。窓の色ガラス(ステンドグラス)、
玄関のコート掛け、壁紙や応接セットはレトロモダン。

 奥様(松たかこ)の洋装も、こんな服を着たいな…と思わせる、
上品で愛らしいデザインでした。

 映画の感想がいきなり「セット」や「衣裳」になってしまうのはいつものことですが…
原作を読んで、筋がわかっていた分、
役者さんだけに集中しなかったのかもしれません。

 女中・タキを演じた黒木華さんは、ベルリン国際映画祭の主演女優賞を受賞。
何気ない日常の所作がとても日本的で、物静かな中に強さが感じられる、
そんなところが評価されたのでしょうか。
 古きよき日本を体現したことが評価されたのだとしたら、嬉しい。

 冒頭がお葬式、過去(戦争中)と現在が行き来するなど、
「永遠のゼロ」を少し思い出した映画でしたが、
どちらも心にしみるいい作品だと思います。

イメージ 1

 小津安二郎作品といえば、タイトルバックが
麻布のような質感に、しゅっとした手書き文字のイメージ。
 あの文字は小津監督の「自筆」とは、初めて知りました。

 作品のなかに写り込む美術品はすべて本物。細部にまで美学に拘る巨匠は、
封切り当時(1950〜60年代)に話題になった資料もありました。

 梅原龍三郎、山口蓬春、橋本明治、東山魁夷…
借り物ではなく、交流関係などから小津氏所蔵の美術品たちが、
作品にも登場していました。
 
 自身の写生やスケッチ、水彩画も洒脱。
カラフルに彩色された絵コンテ。

 こんな美意識の高い方なら、ピントが合わない状態で
写り込む絵画にも拘るのかと、納得でした。

 そして「美術監督濱田辰雄の世界」も素晴らしかった。
映画美術の職人の技が、名画をきりっと引き締めていたことが
よくわかります。
 
 小津作品がまたスクリーンで観たくなりました。

永遠の0(映画)

イメージ 1

 原作は、昨夏に一気に読みました。
「風立ちぬ」も零戦を扱っていたので、映画化は知らずに手にしていたのです。

 特攻で亡くなった宮部久藏(岡田准一)の周辺の人々を、
戦時中を若手、生き延びた現在をベテランが演じる構成は、
時間の経過を感じさせて、厚みのあるドラマになっていました。

 井崎(濱田岳→橋爪功)は、それまで単に「臆病者」と言われていた宮部の、
もっと“深い想い”をわかっていた人。
話を聞きながら、孫(三浦春馬)は一気に視界が開けた気がしたことでしょう。

 そしてライバル景浦(新井弘文→田中泯)や、教え子武田(三浦貴大→山本學)、
最後に飛行機を変わって生き残った大石(染谷将太→夏八木勲)など、
若手もベテランも味わい深い演技で、
緊張が途切れることのない2時間余りでした。

 宮部の最愛の妻(井上真央)と娘との一時帰宅してから出立まで、
涙で見えなくなるくらい切なくて。

 大切な人を守りたい、そのために“生きて帰りたい”と
最初は堅く心に誓った宮部なのに、どうして特攻に…。
 映像化されるとその悲しい変化が見て取れ、理不尽さに
さらに胸が締め付けられました。

 映画を見た日、昼間は「箱根駅伝」をずっと観戦していて、
“特攻”の多くは学徒出陣の将来有望な大学生だったと
映画で語られていて、余りの違いに呆然となりました。

 エンディングの青い空に白い雲をバックに流れるサザンの「蛍」。
〜ゆめあふる世の中であれと〜。

 平和がずっと続きますようにと、願わずにはいられませんでした。


[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事