映画

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

 スチール写真じゃなくて「スチル写真」。
この方がプロっぽい表現かもしれません。

 スチル写真は「映画本編を撮影したフィルムの
一部分を取り出している」のかとばかり思っていましたが、
撮影前にスチル写真家(スチルマン)が作品を一番よく表している
インパクトのある場面を指定して撮ったものだったと、初めて知りました。

 そう言えば「スチル写真と同じ場面が本編にない〜」と
不思議に思った作品がありました。
実際、そのようなことは結構あるということです。

 1951〜1966年には「キネマ旬報スチル写真コンテスト」もあったという…
1952年1位「ひめゆりの塔」撮影・斎藤耕一、
1954年1位「浮雲」吉崎松雄など、見たことがある!というものもたくさんありました。

 また、著名な写真家が若い頃に撮ったスチル写真=
木村伊兵衛、秋山庄太郎、東松照明、森山大道…
1970年代にはいると、その映画の写真集という形で荒木経唯「夢二」、
最近では蜷川実花「さくらん」など。
 
 そして“ロビーカード”と呼ばれる、劇場に掲示される
手着色のカラーの色合いが懐かしい写真もありました。

 常設展示も見てきましたが、フランス人の若者に説明をしている年輩の方が居て、
聞こえてくるのは仏語だけ…。
 なかなか素敵な雰囲気で、無声映画の展示などを
じっくり見てきました。

イメージ 1

 月に一度・1週間上映の、シネマ歌舞伎。
この時は、長谷川伸原作の「刺青奇偶(いれずみちょうはん)」を観ました。

 身投げをしようとした女・お仲(坂東玉三郎)は、
博打ばかりしている男・半太郎(中村勘三郎)に救われ、
その男を一生懸命支える女房となる…。

 お仲は病に掛り、自分の死期を悟って、
男に「これを見たら博打を止める様に」と病の床で男の腕に入れ墨を施す…
彫る方も、彫られる半次郎も、堪え切れない涙が…。

 刺青を彫って、博打は辞めたはずの半次郎でしたが、
貧乏なまま死なせるのは忍びないと、最後の大勝負に挑みます。
 この勝負の相手、鮫の政五郎は片岡仁左衛門=迫力があってとっても素敵!

 主役の中村勘三郎と坂東玉三郎の、名コンビは、
じっくり魅せてくれました。

 でも…もう“この2人”の共演は、永遠に観ることが出来ない…
ついついそう考えると、より切なくなりました。

アンコール!!(映画)

イメージ 1

 「音楽が関係する映画なら、観たい!」 と、また早朝の上映に行ってきました。

 頑固一徹の夫アーサーと、合唱団が生きがいの妻マリオン。
演じるのは「コレクター」のテレンス・スタンプと
「ジュリア」のヴァネッサ・レッドグレイヴの2人の名優。

 アーサーはぶっきらぼうだけど、マリオンを深く愛しているのは
彼女もわかっていた様子。
 送迎はするけど絶対に合唱には加わらないアーサーだったのに、
マリオンが病に倒れ…。

 昔のお父さんって、どうしてあんなに
不器用で、素直じゃなかったのだろう。
優しい気持ちは胸の中にいっぱい持っているのに。
 
 長年連れ添った妻は、わかっていることもあるようだけど…、
うちの両親そっくり。

 シニア合唱団「年金ズ」の指導者エリザベスは、溌剌とした若い教師。
彼女が結構過激な選曲(ロックなど)するのが、
寧ろお年寄りたちにはいい刺激になっていたようで、
とっても楽しそう。

 マリオンやアーサーのソロは胸に沁み入るような、
素敵な歌声でした。
 アーサーの不器用さに父を想い、涙、涙…。

 物語に大きな起伏はないのですが、どっぷり感情移入出来た、
個人的に「大感動作」となりました。

イメージ 1

 早朝8時からの上映があると知り、急遽観に行ってきました。
以前から観たかった“古い日本映画”が断片的であっても
スクリーンで観られるのは、本当に嬉しかった。

 お話は、病気の母親をリヤカーに乗せて峠を越えて疎開させる…というもの。
木下惠介は、軍国主義の映画のはずが、出征した息子を延々と追う母親を描き、
次回作を打ち切られてしまう…。
 
 ようやく疎開先に到着したとき、母の頬に泥が飛んでいるのを
息子が手拭で拭きとり、そっと髪を整えるシーンが
あまりに美しくて、ここで既に涙ぽろぽろ。

 一緒に峠を越えた便利屋(濱田岳)が「カレーライスが食いてえ〜!」と
しみじみ言ったことが、あとで号泣してしまう原因にもなったりして…。

 惠介役は、物静かな青年を演じたら右に出る者はいないと思う、加瀬亮。
母親は、田中裕子。兄はユースケサンタマリア、みなさん好演でした。

 監督・脚本は“クレヨンしんちゃん”「嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲」
「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の、原恵一。
2つとも、過去最大と言うくらいに泣いた、大好きな作品。
 それで、この作品を観に行ったという事も、大いにあり、
しみじみとした佳作に仕上がっていたと思います。

 木下恵介監督の作品「二十四の瞳」「野菊の如き君なりき」
「楢山節考」「喜びも悲しみも幾歳月」
「カルメン故郷に帰る」「お嬢さん乾杯」(順不同)…ラスト近くは
映画の断片で、若き日の原節子、高峰秀子、坂東妻三郎らも観られて、
大満足でした。

イメージ 1

 毎月楽しみに観ているシネマ歌舞伎。
今回は円朝の落語に由来する「人情噺」です。

 題名の「文七」とは、中村勘三郎が演じる
長屋の左官“長兵衛”の名前ではなく、
彼が川っぷちで出会った若者(中村勘太郎・当時)の名前です。
 元結=ちょんまげを縛る紐・もとゆいですが、
この場合は「ぶんしちもっとい」と読みます。

 女房に中村扇雀、健気な娘・お久には中村芝のぶ、角海老の女将中村芝翫、
そして若者が働く和泉屋の旦那は坂東彌十郎。
みんな台詞の間合いがよくて、終始小気味良いテンポでした。
 父親と娘のくだりのお久が可憐で…特に声が本当に綺麗。
このときばかりは、しおらしい長兵衛(勘三郎)でした。

 角海老から娘の代わりにと受け取った五十両を手に、
帰途に出会う「身投げをしようとしている若者」の中村勘太郎は、
熱演でした。

 最後はみんなきれいに纏まって、シャンシャンと手
でも打ちたくなるくらい。すっきりした〜。

 汗だくで、あちこち転び・つんのめっての勘三郎さん。
シネマの中で永遠の命を吹き込まれ、これからも
みんなを楽しませてくれることでしょう。

 これは新橋演舞場2007年10月の収録で、監督は山田洋次。
舞台に複数のカメラをセットし、様々なアングルで撮影。
 臨場感たっぷりでした。


[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事