美術

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 名古屋に行くにあたり「明治村」で1日、そして
ソワレの翌日1日の自由時間を、どう使おうかな?
行きたかったのが名古屋城・徳川園・文化のみち・揚輝荘…など。

 1日じゃ全部は無理かと諦めかけましたが、
市内観光地を巡るバスがあることに気付き、
なんとか全部行くことができました。
 バスは地下鉄と徒歩で移動するよりも疲れなくて速くて、大助かり。

 「徳川美術館」と「徳川園」へは、「名古屋城」からバスで移動。
特別展「歌仙〜王朝歌人への憧れ〜」が開催中で、
重要文化財の「佐竹本三十六歌仙」の色紙をはじめ、
書かれた歌が百人一首のものだったので、
判読できることが嬉しく、新鮮でした。
 普通、何気なく見る文化財の毛筆は、まず読めませんから。

 そして、この美術館の建物は1930年竣工の、東京国立博物館(本館)や
大倉集古館(伊東忠太設計)に似た、洋風建築に和風の意匠がマッチした、
あの時代(帝冠様式の流行)独特のものでした。
 展示室の天井の漆喰の装飾も、じっくり眺めてきました。

 隣接する「徳川園」(写真)の美しい光景にもとても心が和みました。
池にかかる橋の曲線、錦鯉、そして滝。
 うっすら飛んでくる大曾根の滝の水しぶきを感じながら、
無心になってしばらく流れを見つめていました。

 売店で葵の御紋の模様のメモ帳をお土産に買って、
再びバスで「文化のみち」に向かったのでした。

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 時間がなかったため、敢えて常設展示だけ観に行った「西洋美術館」。
しかし、コルビュジエさんは、多才!でした。

 そして、“コルビュジエ”は、本名ではなかったと初めて知りました。
本名シャル=エドゥアール・ジャンヌレから
名前が変わる前も変わってからも、素敵な絵を描き続けて、
最初はキュビズムにも見える画風〜だんだんもっと抽象的になっていく。

 建築に関しても壁画を描いたり、壁をコラージュで装飾したり、
世界を自在に広げていきました。

 そして作品はタペストリーに仕立てられて、渋谷にあるヒカリエの
ロビーにも飾られています。緞帳になったものもあるようでした。

 そう言えば、シャルロット・ペリアンの展示の時もコルビュジエの
タペストリーがあったことを思い出します。

 この国立西洋美術館の建物もコルビュジエの設計。
その空間の中で彼のさまざまな表現を見る…、
とても貴重な機会だったと思います。

 観に行ったのが少し前だったため、散漫な感想になってしまい、
お恥ずかしい限りです。

 写真は渋谷ヒカリエのロビーにあるコルビュジエのタペストリー。
今度は12月の「船に乗れ」!初日に見ることになりそうです。

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 “都市の印象派”と副題がついたカイユボット展。
モネやマネやルノアールに比べ、知名度はあまりないと思いますが、
彼の存在は、印象派の画家たちには大きなものだったようです。

 裕福な家庭に生まれたカイユボットは、友人たちの絵を買い取っていて、
没後、それがオルセー美術館の重要なコレクション群となっています。
もちろん、カイユボット自身も絵を描きましたが、
ボートに夢中になり、切手収集に手を染め…
この切手たちは現在、大英博物館にあります。

 絵の具を買うことにも事欠き、命を削るように描いた…とは
正反対のカイユボット。しかしその絵は透明感がある、落ち着いた表現で
特に「ピアノを弾く若い男」は壁紙まで精密に描き、
彼の息づかいも聞こえそうな印象的な作品でした。

 この美術館所蔵だったので、以前から好きな絵で、
ルノワールのシャルパンティエ嬢と共に、必ず見入ったものです。

 弟のマルシャルは写真を趣味とし、町並み、風俗を撮影したものも
たくさん展示されています。
彼の子ども、ジャンとジュヌビエーブがかわいい。
 当時のオペラ座、凱旋門…19世紀に想いを馳せました。

 彼の画風は徐々に変化し、郊外に居を移してからはモネのような
光が溢れる明るい絵を描いていました。没したのが40代なのが
惜しまれます。

 パリの地図が引き伸ばされて床に描かれ、カイユボットが描いた場所が
わかるようになっている展示室では、つい頭の中を“民衆の歌”が流れ
「レ・ミゼラブル」の気分になってしまいました。

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 「青い日記帳×三菱一号館名品選2013 特別内覧会」。
 印象派の柔らかな色彩の絵、ロートレックのモダンなポスター、
とても心が落ち着く展覧会でした。

 学芸員さんのお話の中では、ルドンの大きな作品「グラン・ブーケ」の
“輸送の裏話”がとても興味深かった。

 この大きな作品は、現在壁面の一部に専用のスペースが設けられ、
その中に嵌め込まれるように展示されていますが、
動かすのは至難の技ということ。

 これを運び入れた時も、梱包するとすごく大きくなり、
成田で飛行機から下ろすのにも一苦労。
 荷物の出口にフォークリフト2台は付けられないけど、1台では運べない…。

 搬送中は立てても水平でもだめ、画面は斜めにする=衝撃をなるべく減らすため。
パステルが剥落するのも悩みの種。

 他に、マネ、モネ、ルノワールらの作品の製作年代(若い頃か晩年か)の話題、
都会派のマネ、田園風景が似合うモネ、
スーラとシスレーの僅かな違い…等、
参加者の皆さんは美術にとても造詣が深く、脇で会話を聴いていると参考になりました。

 ヴァロットンの木版は、私にはバルビエの「ファッションプレート」と似た印象。
お洒落で、ちょっと大人っぽい。彼の展覧会も予定されていますが、
今回の展示作品は含まないということです。

 終了は8時。もっとお話を聴きたい!と名残が尽きない、
とても楽しい内覧会でした。

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 名古屋に発つ前夜に参加させていただいたのは、
「青い日記帳×三菱一号館名品選2013 特別内覧会。」でした。
 最初に館長の高橋明也氏の挨拶があり、今後の展覧会の予定も伺い、
期待が高まります。

 学芸員の安井裕雄さんのギャラリートークは30分の予定が
終了時間まで会場に居てくださって、ずっと話しっぱなし。

 トークはテンポよくユーモラスで、今まで聞いたことがない程、楽しかった!
美術に対する愛に溢れ、その「愛」は興味、探求と多岐にわたり、
だから話題も豊富で、尽きることがなかった。

 まず、ポスターにもなっているルノアールの「麦わら帽子の若い娘」。
モデルとなった人物がはっきりしない…
彼があまり描いていない女性。確かにこの画家が描いた女性にしては
面差しがきりっとしています。でも、そこも魅力的。

 ロートレックのポスターをぐるりと見渡せる展示室(写真参照)は素敵。
“石版画”は大きなものが刷れないため、貼り合わせてあり、
文字の色が微妙に違うのも、手作業だからと、知りました。

 初めて聞いた名前、ヴァロットン。石版画〜木版画と移行するうち、
単純な線と黒のコントラストで一瞬を切り取り、
作品にドラマ性が生まれていました。

 そして、オディロン・ルドン。版画の“黒の世界”は大きな目玉が宙に浮き、
奇想天外ですが、
ある時から色のある絵に変化、「グラン・ブーケ」のような優しい色調は絶妙。

 ざっと作品を追いましたが、ギャラリートークで聞いた話がとても楽しかった。
明日へ続く。


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