建築

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 恒例になりつつある、ミュージカル+ミュージアム。
今回は、旧英国領事館(昭和6年築)の建物が素敵な「横浜開港資料館」へ。
 1854年にペリーと日米和親条約を交わした時の“たまくすの木”が生い茂り、
日陰を作っている中庭を通り抜け、新館の展示室へ。

 企画展示は「横浜山手 コスモポリタンたちの1世紀」。
関東大震災、第二次世界大戦の空襲を経ても
横浜に戻って暮らしている方々の写真、食器などが展示されています。

 空襲で焼けてしまった跡がある銀のボンボントレー(写真ポリタンの文字の下の皿)の
鈍い色が痛ましい。
戦後、焼け跡から掘り出したものだそうですが、空襲直後に目ぼしい物は盗まれて、
余り回収できなかったと書かれていました。

 常設展示にあった昔の「新子安海水浴場」の写真。
シマウマと呼ばれた女性の“長袖ひざ丈の水着”の写真もあり、
娘が不思議がっていました。

 この資料館は昭和61(1986)年の開館。
“あの写真集”で憧れて、確かその頃に一度来ていますが、
横浜は、いつ来ても変わらない素敵な佇まいです。
 
 展示室2階の休憩コーナーから見える建物は「横浜貿易会館」(昭和4年築)で、
やはり昭和初期らしい、スクラッチタイルが使われていました。
 次回の「キャッツ」に合わせて、立ち寄ってみようか?と娘と語りながら、劇場に向かいました。

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 ミュージカルも古い建物も、もちろんケーキも味わいたいという
“欲張りな願い”を叶えてくれるのは、やはり横浜だからでしょうか。

 みなとみらい線・日本大通り駅から直結のこの建物は、昭和4年建築。
「新聞博物館」にもなっていますが、この日に立ち寄ったのは
一般公開されている3階の「貴賓室」。震災復興を視察に来た昭和天皇の休憩所だった部屋で、
東洋風を加味した装飾(写真)はちょっとエキゾチックな趣。

 その後2階の「カフェドゥラプレス」で娘とお茶を。
窓辺の席からは、筋向いの神奈川県庁舎のキングの塔が望め、
緑濃い並木や、行き交う車や人々が見えました。
お店の内装はアールデコ調のレトロな雰囲気で、ゆったりとした時間を過ごしました。

 表面のチョコとスポンジに挟まれたジャムの酸味が効いている「ザッハトルテ」、
皮が香ばしい小ぶりの「シュークリーム」、珈琲は私好みの深煎り。
これから観に行く舞台への期待、キャッツの思い出なども語りながら
とっても美味しくいただきました。

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 「その1」からの続きです。
最終講義の後半は、重要文化財「明日館」の見学です。
今までは“タリアセン”と名付けられた教室の内装はみられたのですが、
この日は講義も道を挟んで反対側の「講堂」で行い、まずそこからつぶさに見ていきました。

 大谷石を外にも中にも同じように用いて、一体感を出していること、
入口自体は低めに、簡素なかたちですが、そこから見える内部は段差を使って
目を引くような、入ってみたい…と感じさせる空間になっています。

 「明日館」の内部では、“窓の桟”が素晴らしい。
水平、垂直、屋根の勾配(と同じ角度)の3種類での構成ですが、
その組み合わせの妙で、色ガラスを使っていないのに、
食堂から見える窓の雰囲気はとても厳かであり優雅でもあります(写真参照)。
照明器具もこの“線での構成”を生かしたもので、空間をさらに豊かにしていました。

 他の部屋の窓を見て「ここはオリジナルではないのでは?」と先生の鋭い突っ込み。
やはり、別の位置の窓を反転して取り付けたそうです。
 ライトの鋭い美的感覚は、ちょっと違っても見抜かれるような完成度の高いものなのでしょう。

 本当はもっとじっくり、この建物の雰囲気に浸りたかったところですが、
この日は「開放日」と称して有料での観覧が出来る日。
 喫茶スペースでもある食堂は人々の声が賑やかにさざめいていましたし、
結婚式の打ち合わせに来たと思われる幸せそうなカップルも見受けられました。

 文化財でありながらも生きている=現役の、「明日館」。
また機会を見つけて見学に来たいと思っています。

 今回の講座を担当して下さったのは、江戸東京博物館教授・米山勇先生。
親しみやすいお話はもっともっと伺いたかったから、
また受講できたらと願っています。

※写真は、日本の建築[明治大正昭和]9ライトの遺産(三省堂)より。

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 自由学園での公開講座「日本近代建築の造り手たち〜外国人建築家編〜」。
最終の3回目は、「フランク・ロイド・ライト」のお話です。
ライトは会場になっている重要文化財「自由学園・明日館(みょうにちかん)」や、
現在は明治村に一部保存されている「帝国ホテル(旧館)」の設計で知られています。

 私は、お雇い外人〜ジョサイア・コンドルの作品のような
様式美溢れる建築には昔から興味がありましたが、建築を見始めたころは
ライトの建物は興味の対象外でした。さっぱりしすぎていて…。

 しかし今回、ライトの作品の数々の写真を見ていくうち、
水平や垂直の線と屋根の勾配の角度だけで構成された美しさにはっとしました。
深い軒(のき)、入口から内部へ導くフロアの段差の構成など、
“優美な曲線で有機的な模様が描かれたもの”以外もなかなか素敵!と目から鱗でした。

 ライトは1867年生まれ、日本で活躍した時代はコンドルよりも後になりますが、
2人の年齢差は15歳。思ったよりは離れていませんでした。
日本と言う国を丸ごと愛し、日本人を妻としてほぼ永住したコンドルと違い、
ライトは浮世絵の蒐集家ではありましたが、仕事をこなし、滞在したのは10年弱です。

 講義の後半は会場になっている「明日館」をじっくり見て回りました。
続きは明日の「その2」に。

※写真は在りし日の「帝国ホテル」内部。
 日本の建築[明治大正昭和]9ライトの遺産(三省堂)より。

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 名前は知っていた銀座一丁目の「奥野ビル」。
初めて入ってみましたが、扉が手動のエレベーターや矢印で示す回数表示板など、
観応えのある建物でした。

 スクラッチタイルの外壁は、昭和初期の建物と一目でわかります。
天井は低く、階段も狭いのですが、当時はこのくらいが標準的だったのでしょう。

 ギャラリーとしてたくさんの部屋が使われていて、郵便受けを見るだけでも
“ミニ作品展”の趣。
 目的の「諏訪薫ジュエリー展」★も楽しく拝見し、
行きはエレベーター(扉が重い!)、帰りは階段で昇降、
2棟がくっついている構造のため、お隣の階段が窓越しに見え、
その網入りガラスの年季の入った色やひび割れさえ、味わい深く感じられました。

 一緒に行った娘たちも「珍しい〜」「こういう雰囲気好き。」と興味を示し、
楽しむことができました。
…が、うっかり写真を撮り忘れてしまいました。
 このとき訪ねたギャラリーさん(エクリュ+エイチエム)のHPに外観の写真があります。

 上の写真は同潤会青山アパートメントが表参道ヒルズに改装される前に、
興味があって購入したものです。(表紙は江戸川アパートメント)
この本の31ページに、青山アパートメントと同じ設計者(川元良一)と推定されている
「銀座アパート(現奥野ビル)」の写真も載っていました。

★「諏訪薫ジュエリー展」は週末19日(土)まで開催中。
 実物を手に取って見ると、写真よりも一層キュートな感じです。
 “奥野ビル探訪”がてら、ぜひお運びくださいませ!

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