舞台(ミュージカル以外)

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信じる機械(文学座)

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☆2014年6月3日(火)ソワレ 信濃町文学座アトリエ

 最後まで見ると、この「題名」が納得できる…休憩2回を挟む約3時間で、
じっくりと味わう作品でした。

 冒頭、男女が言い合いをするシーンから。
 
 この日は、2001年9月11日でした。この事件は、
特に女性に大きな影響を与えた様子です。男性はトム(亀田佳明)、
広告会社勤務。女性はソフィ(松岡依都美)、ジャーナリスト。
ほかに聖職者の老人エドワード(川辺久造)、彼のお手伝いさんタチアーナ(金沢映子)、
牧師さん(鍛冶直人)など。

 ソフィのまっすぐで純粋なところは、時にひりひりするような
現実との軋轢を生じていました。
 エドワードの聖職者としての理想がゲイなどの現実を認めたくなくて、
ついつい怒鳴る、加えて悲しい老化現象も。
お手伝いのタチアーナは懸命に尽くしてくれるのに、なかなか言うことを聞かない。

 劇は時折時間を遡り、2人が出会った頃も垣間見え、
“そのまま”のトムは“どんどん変わる”ソフィについていけない様子がわかりました。

 三方向から囲むような客席の中心で、緊迫した台詞の応酬、
そして未来へ託したもの…。ちょっと重いけど素敵な作品でした。

 タチアーナ役の金沢映子さんは、昨年末のミュージカル「船に乗れ!」で、
オーケストラ顧問の厳しい先生を演じていました。

 シアターオーブでの彼女の熱演の記憶とともに、あの作品の
福井晶一さんや山崎育三郎さんの歌声が脳裏に蘇り…切なくなりました。

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☆2014年1月28日(火)ソワレ 自由劇場

 2008、11年と、一度ずつ見てきて、今回は3回目。
男(田邊真也)、乞食(日下武史)、黒マスクのジョオ(芝清道)、街の女(野村玲子)、
広告屋(味方隆司)は、3回とも同じでした。

 他には花売り娘(生方理菜)、GI(佐久間仁)、ジェニイ(観月さら)、
アンサンブルが4名(維田・星野・渡久山・南)。

 戦争孤児の花売り娘・ハルミは8歳なのに、なかなかしっかりしていて、男は感心…
最初の客、街の女の過去を聞いて、浮かび上がるシルエットが美しく、哀しい。
男は乞食の自由奔放さに驚き、突然現れた黒マスクのジョオに上着を奪われる…。
 
 飄々とした広告屋も、いつも“いい味”を出しています。
吊られたまま眠ってしまった広告屋が目に浮かびました。
 ラストがちょっと悲しいけれど、舞台装置もレトロで美しく、
しみじみとしたいい作品です。

 過去に観たGIのキム・ジュンヒョンさん、ジェニイの秋夢子さんも、
懐かしく思い出しました。

 それから、“シルエットの女”は今回の間辺さんで自由劇場では3人目、
ということですが、前回までが斉藤美絵子さん、その前が戸田真美さん。

 戸田さんは、舞台は未見でも、「青学オープンカレッジ」で
何度もゲストでお会いした、笑顔の素敵な女優さん。
 現在はあざみ野で劇団員のバレエ講師をしています。調べてびっくり!
いろいろ繋がっているものです。

 この日、行ってから「バックステージツアーがある」と知って、急遽参加。
しかし家には「早く帰るね」と言っておいたので、最後までは居られず、
舞台上を見終えてすぐ、帰途につきました。

 バクステについては、明日へ。

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☆2013年6月22日(土)マチネ 東京国際フォーラムホールC

 思いつきでいきなり行ってしまった…席が端の方でしたが、下手だったので
MCが近い=ゲストも近くで話すのが観られ、なかなか楽しかった。

 全部の曲は書けないので、印象に残った曲を、若干順不同で。
「世界が終る夜のように」(ミス・サイゴン)木村花代・藤岡正明
「One Song Glory」(RENT)藤岡正明
「Think Of Me」(オペラ座の怪人)木村花代
「On My Own」(レ・ミゼラブル)小西遼生
「This Is The Moment」(ジキル&ハイド)東山義久
「What I Did for Love」(コーラスライン)姿月あさと
「愛と死の輪舞」(エリザベート)姿月あさと・東山義久
「夜のボート」(エリザベート)岡田浩暉・花總まり

 下村さんの歌う「ビーアワゲスト」「星降る今宵に」(エビータ)は個性的、
スタイル抜群のフランク莉奈さん、韓国からのイ・ヒョンさんも長身。
 木村さんのクリスティーヌのソプラノがとても綺麗だった。

 あっという間の3時間!アンサンブルさんの中に、
元四季で「オペラ座」「アンデルセン」で可愛い!と思った今野晶乃さんがいました。
振付は大澄賢也さん。華やかなステージは、夢心地で観てしまいました。

 一昨年以来でしたが、あの時はキム・ジュンヒョンさんの「Stars」が印象に残り、
ジャベールいいかも?と思ったら、今回はバルジャン。
その代わり、その時から念願だった福井さんの「Stars」が
コンサート以外で、ちゃんと“ジャベール役”で聴けた…なんという僥倖。

 そんな思い出があるBWML。やっぱり行って良かった!
音楽監督とコンダクターの宮崎誠さんも、相変わらずの大活躍でした。

鹿鳴館(劇団四季)

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☆2013年6月7日(金)マチネ

 2度目の観劇です。影山伯爵は、前回が日下さん、
そして今回は、平幹二郎さん。

 大徳寺顕子役には樋口麻美さん。明るいキャラクターの彼女の、
楚々としたお嬢様は、新鮮でした。
 久雄は田邊さん。これは過去に福井さんも演じていたのだった…。
しみじみ見入ってしまいます。

 野村さんの伯爵夫人朝子は、粋で凛として…和服も洋装も本当に美しい。
 山口さんの清原永之輔は、長い台詞の時、汗が額からぽたり、ぽたりと滴って、
動きの少ない作品なのに…気迫の籠もった台詞でした。

 三島文学の独特な雰囲気、明治時代の貴族たちの典雅な言葉遣い、
舞台装置も「鹿鳴館」の雰囲気をよく再現していました。
 
 舞踏会のダンスのシルエット、以前よりもじっと観ていました。
なかなか、ドラマチックな動きです。

 写真屋さんに畠山さん、大山海軍大将が金久烈さん、
 中野今日子・増本藍さんをはじめ、夜会の女性たちの
バッスルスタイルのドレスは、全部をつぶさに観たくて、
もっと舞台に長く留まってほしい!と叫びたくなるほどでした。

 圧巻はやはり平さんの伯爵。女中頭の草野との関係、殺し屋の飛田を雇っている…
あの目ヂカラ、ぎらぎした感じは怖いほどで、
“何か企んでいる”ことが、実に納得できる感じでした。

 ストプレは『絢爛たる言葉の饗宴』。じっくり味わって聴きましたが、
“余韻”には、浸り切れませんでした。
「鹿鳴館」は2時に始まり、5時05分に終演。

 約1時間後、帝劇では待ちに待った「レ・ミゼラブル」が開演。
福井さんのバルジャンがデビューした日の、マチネだったのでした。

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☆2013年3月24日(日)マチネ 自由劇場

 やっぱりストプレの王道だなあ…と思った「ハムレット」。
開幕してからフォーティンブラスの配役に驚いた今回です。
前回は2010年の夏。主な配役は同じでしたが、墓掘りが日下→川原さんになったのが
目新しく、ちょっとデビルを思い出して、なごみました。

 田邊さんのハムレットはますます研ぎ澄まされ、
野村オフィーリアの無邪気な歌声と感情の急激な変化は、
余人をもって代えがたいものがありました。

 今回唯一気付いたことは、劇の冒頭、霞みの向こうに立っているのは“バーナードー”ということ。
今回は中村伝さんでしたが、確かこの役、福井さんも演じていたような…。
ハムレットの“最初の登場”とは、やっぱり観てみたかったと、思います。

 決闘のシーンの剣がぶつかる音の残響が印象的。
白いシャツ姿の田邊ハムレットと青山レイアは、とっても絵になります。

 悲劇的な最後に、若い王子というよりはかなり貫録を感じる阿久津フォーティンブラスが重々しく登場し、
家臣がハムレットを担いで去っていくラスト…阿久津さんのマント捌きが素敵でした。

 キャストのみなさんの明晰な台詞と、いつも見入ってしまう質感の豊かな衣裳を堪能し、
阿久津さんの“台詞”がもっと聴きたかった!と思いながら、
拍手を続けたカーテンコールでした。

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