舞台(ミュージカル以外)

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☆2013年3月16日(土)ソワレ

 映画の題名は知っていましたが、実は観たことが無い。いい映画、のようだけど?
そんな時、この演劇を知って、ちょっと観て見ようかと気軽に足を運びました。
劇団も、主演俳優さんも知らずに決めた、本当に行き当たりばったりでした。

 出演は仁科貴、佐藤寛子、中川安奈、若松武史ほか。演出は倉本朋幸、
企画制作「オーストラ・マコンドー」。

 “ぼんやり知っていた粗筋”通りに、劇は進みました。
「いい人」のジョージ・ベイリー(仁科)は、みんなのためにいろいろ我慢していましたが、
ある日大きな不幸に見舞われる。
 「もう生きていてもしょうがない、生まれてこなければよかった」そんな彼に、
ニ級天使(=翼が無い)のクラレンス(若松)が、彼が産まれていない世の中を見せる、
それはかなり悲惨なものだった…。

 劇中の音楽はギター弾き語りの生演奏と生歌で、新鮮でした。
特にラストで、みんなで歌う盛り上がりは素晴らしい。

 舞台装置はキャストたちが大きな積み木(白木の箱)を多用途に使って場面転換。
シンプルでよかったと思います。
 幕合いなしの2時間45分、一気に観てしまいました。

 映画を観ておかなくて良かった…ラストの爽快さは半端ない!

 たまには“小さい劇場の臨場感溢れる芝居”もいいなぁ…としみじみしながら、
吉祥寺駅へ急ぎました。
 
 この原作となった映画の監督は、フランク・キャプラ。
写真家のロバート・キャパは、このネームにヒントを得て、キャパにした、と言われています。

 映画のDVDを借りて来て、手元にあるので、これから楽しみに観てみます。

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☆2013年3月13日(水)ソワレ 新国立劇場中劇場

 昨日は主演の玉木宏さんのことだけで終わってしまいましたが、この作品には妻サタ(酒井美紀)、
女性カメラマン平良かおる(紫吹淳)、友人中嶋(秋山真太郎・劇団EXILE)、
アメリカ永住を目指す湯川(徳山秀徳)、そしてUPIサイゴン支局長の大河内(別所哲也)らがいました。

 シーンは満開の桜のほかは、ホテルのロビーのソファを中心にしたものがほとんど。
キャストが入れ替わり立ち替わり、ここで演技をしますが、澤田のとても重い言葉や戦争のこととの間は、
思った以上に軽妙なシーンが挟まれます。
 サタが夫を追ってサイゴンに来てからは「だるまさんがころんだ!」に無邪気に興じていたり、
みんなで思い切りずっこけたり…。

 メリハリがある、という感じでしたが、特に別所さんの“間合い”には笑わせてもらいました。
紫吹さんの男勝りのカメラマンはかっこいい!
 脚本・樫田正剛氏は初見。ちょっと興味がわきました。

 見終えて、やはり心に残るのは教一の
「戦争を終わらせるのは戦争の悲惨な写真だから、命がけで撮る」
「復員した父親が人が変わったように酒に溺れるのを嫌悪していたが、戦場の悲惨さを体験し、
それが許せる気がする…」そんな要旨の台詞たちでした。

 教一亡き後、永らえて今もその思い出を語ってくださる、サタさん。
少し前に世田谷美術館で見た松本竣俊介夫人のことを思い出しました。

 一緒にいた時間より遙かに長い未亡人の時間…生きているに越したことはないけれど、
“輝いた日々”を何度も思い返す幸せも、もしかしたらあるのかもしれません。

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☆2013年3月13日(水)ソワレ 新国立劇場中劇場

 突然思い立って観に行こうと思った訳は、写真家・澤田教一氏の作品への興味から。
もちろん、舞台初主演の玉木宏さんも素敵だろうな、と思って。

 舞台には大きな満開の桜。そこで「わだ(私は)」、という津軽弁の会話。
 柔らかくて素朴な津軽弁はちょっと早口で語られると、よその国の言葉のように響くこともありますが、
澤田教一とその妻サタさんの会話には、温もりがありました。

 戦場カメラマンとして、ベトナム戦争時にサイゴンに入った彼は、最初は臆病に見えたものの、
「津軽男の底力を見せろ」と妻に言われた言葉を胸に、
戦争を憎む執念をこめて撮影した「安全への逃避」で、1966年のピュリッツアー賞を受賞します。

 澤田を演じるのは玉木宏。木訥とした青森の青年から、寡黙だけど強い意志をもったカメラマンへの変貌、
サタを想う優しさ。初舞台とは思えない、迫真の演技。
 妻サタ(酒井美紀)は、教一より11歳年上のはずなのに、少女のように初々しく天真爛漫…
酒井さんはサタさんの若い頃の写真となんとなく似ていました。

 「戦争が憎い。その悲惨さをもっと知らせたくて命がけで写真を撮っている、
その写真で戦争を終わらせることが出来るように…」絞り出すように語る渾身の演技でした。

 帰国の途に就く直前で、襲撃を受けてしまう…“魂”だけはサタと青森に戻り、
冒頭の桜の木の下で、「サタさん。家族が作れなくて勘忍。」と静かに繰り返すラストは、
心にずっしりと残る場面となりました。

 こんなにも愛されていたサタ夫人はご健在、この舞台も観にいらしていたそうです。
僕の分まで長生きを…そんな台詞があった気がしますが、その通りになっていることに
とても救われた気分です。

※会場出口で配られたガム。チラシが手元になかったため、こんな写真になりました。

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☆2013年2月27日(水)ソワレ あうるすぽっと(池袋)

 とっても有名なアーサー・ミラーの作品なのに、具体的には何も知らなかった…。
敢えて真っ白なまま、舞台に臨みました。演出・西川信廣、訳・酒井洋子、美術・朝倉摂。

 しかし、痛い。台詞が、うめき声が、怒鳴り声が…。
 主人公の60歳を越したセールスマン、ウィリー(たかお鷹)。
妻リンダ(富沢阿古)は言いたいことも言わない、表面的には従順な主婦。
長男ビフ(鍛冶直人)は高校時代、フットボールの名選手だった。
次男ハッピー(林田一高)はちょっとお調子もの。

 この4人家族の1950年代を描いた作品なのに、現在に置き換えても全く違和感が無い、
というよりは今、こうした家庭は本当に多いのでは…身に詰まされます。

 父は景気がよかった昔のことが忘れられず、つい虚勢を張り、挙句に時々妄想の世界に…
妻リンダは父親を立てながらも、息子たちが何を考えているのかわからず、戸惑う。

 長男は「父の期待に応えられない自分」を、父が認めてくれず…
いつまでもいい子で居続けるのはとっくに無理なのに、わかり合えない2人。
会話が全然成立しない不条理さには、涙が出ました。
 次男は醒めていますが、その醒めっぷりは、怖くて悲しい。

 誰も幸せじゃない、ラストはお葬式でみんながセールスマンを回想して終わるのですが…
ウィリーを時おり助けてくれた知人の存在が、唯一ホッとできる場面でした。

 でも、3時間近い作品を、息をつくいとまもなく一気に観てしまいました。
「文学座」ではこの作品は初演だそうです。
かつて上演していたのは劇団「民藝」(滝沢修)だったことも今更わかった、
まだまだストプレ初心者です。

 ミュージカルに比べ、会場全体の年齢層が高く、男性が多い印象でした。
“この年”(子どもが成人)になったからこそ、感動できる作品なのかもしれません。

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☆2013年1月29日(火)ソワレ 自由劇場

 キャストは主人公早田(味方隆司)、シスター(大橋伸予)、江間博士(志村要)
担当医(野村玲子)、ケースワーカー(中野今日子)、早田の弁護士(斎藤譲、勅使河原武志)
病院の弁護士(志村史人)、院内精神科医(吉屋昭雄)、院外精神科医(星野元信)、
裁判長(山口嘉三)、実習生看護婦(服部ゆう)、看護助手(谷部央年)以上13名。

 久しぶりのストプレです。“尊厳死”というちょっと難しい題材、果たして…。
 
 キャストの皆さんは歌わないけど、揃ってすごくいい声。
難しいおはなしは、理解しきれない感じになってしまったものの、
台詞を喋るその“美しい声”を味わうのは、楽しかった。

 早田氏のコミカルな台詞が、なかなか笑えないのが惜しかった。
私は観たことが無い、石丸さんで演じられた時は、もっと軽妙だったのかな?と
想像するしかありませんが…。

 今まで観た「ハムレット」や「ヴェニスの商人」、「鹿鳴館」などは、
台詞が頭に入っていく中で生き生きと絵が浮かびましたが、
今回は、台詞は活字のまま、化けてくれないで最後まで固まってしまいました。

 観ている私の方に「理解力が足らない」きらいはあったのでしょう。

 でも、またストプレがあったら観に行きたいと思っています。

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