舞台(ミュージカル以外)

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☆2011年8月28日(日)ソワレ 新国立劇場
 追加公演があると聞いて、急遽手配したチケットで観てきました。
最初のときは何も知らない間に売り切れていたので…。

 13名の豪華な出演者陣。石井一孝・今井清隆・キム・ジュンヒョン・戸井勝海・藤岡正明
本間憲一・神田沙也加・笹本玲奈・知念里奈・土居裕子さんに、
舞台での歌声が初めてなのは、岡田浩暉、姿月あさと、保坂知寿さん。
 全35曲の熱唱は、開演から終演までがあっという間!でした。

 順を追って思い出すと、まず1部ではやはり「アイーダ」の“迷いつつ”と、
「ジキル&ハイド」から“This is The Moment”が圧巻。思い入れが深い曲だけに、
キム・ジュンヒョン&笹本玲奈さんの歌唱に引き込まれました。

 劇団四季の「アイーダ」。実は金田ラダメスは観たことがなく…その声に
ジーザスやペロン、タガーを懐かしく思い出していました。
歌詞も四季版だったため、あぁ…観たかった(福井ラダメスが)とやはり想いはそちらへ。
 “This is The Moment”はハングルバージョンで披露され、
これはもう…チョ・スンウさんの♪チグミスンガン〜で6年前から数え切れないほど
聴きこんできたため、私にとってこの歌は“この歌詞”が一番しっくりくるのでした。
思い出す、韓国での舞台の感動…。2曲ともジュンヒョンさんの歌唱は素晴らしかった!

 初見の岡田さん。柔和なお顔に予想外の渋い?厚みを感じる声がツボで、
一度拝見したかった保坂さんは、やはり“華”のある方で、
「キャッツ」や「CFY」「夢醒め」CDで聞きなれた声はそのままでした。

 「美女と野獣」“Beauty And The Beast”、今井清隆&姿月あさとさんの
大人のデュエットは、今井さんのファルセットでしっとりと、
 「ウィキッド」“Defying Gravity”は、笹本玲奈さんの熱唱!

 まだ昨夜の興奮が冷めやらぬままで、とりあえず前半の感想でした。
明日へ続く。

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 「劇団☆新感線」の生の舞台を見たことはありませんが、とても人気があると聞き、
たまたまやっていた近所のシネコンに観に行ってきました。

 この演目、展開はスピーディーでエネルギッシュ。
五右衛門の古田新太×女海賊アンヌの天海祐希のコンビは最高。
特に天海さんの美しさと存在感には圧倒されました!

 他には橋本じゅん、高田聖子、神田沙也加、山本太郎、
唯一舞台(回転木馬)を見たことがある浦井健治など、個性豊かな面々。

 ゲキ×シネというのは初めてでしたが、以前シネマ歌舞伎「野田版鼠小僧」を観て、
けっこう臨場感がある!と思ったため、今回は迷わず観に行って、予想以上の迫力でした。

 ロックのリズムに乗って、ミュージカル好きにも満足な聴かせどころもあり、
特に浦井×天海ペアの歌は素敵。
 セットの背景に文字や絵が浮かぶという趣向もなかなかうまく使っていて、
船が動くときはリアルな3Dとなり、カテコでは“人物紹介”になっていました。
 そして宮廷の女性たちの豪華な衣装や凝った髪形にも目を奪われました。

 勧善懲悪、わかりやすくスリルも人情もあって、笑いもいっぱい。
これは嵌る人も多いのも当然!と納得でした。

 「面白かった〜行ったほうがいいよ!」と、さっそく上の娘にお勧め。
学生は1800円なので、さらにお得です。

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 先日(6/8)観劇し、平シャイロックの迫力に圧倒されたのは記憶に新しいところですが、
この演目は「衣裳」も素晴らしかった。

 男性陣のスラッシュの入った袖、ビロードのズボン、羽根飾りの帽子などは
レンブラントなどの泰西名画から抜け出したかのよう。
 ポーシャとネリサ、2人の袖にはわざと下に着ているものを見せるように
切れ目が入っていて、おしゃれ。
 ポーシャは赤が美しいドレス、ネリサは赤とアイボリーのツートンカラーで
ウエストに襞が畳まれていました。
 シャイロックの娘ジェシカは、グリーンにウエスト部分にドレープがついただけの
シンプルなドレス。彼女はウエーブのかかったロングヘアが可愛かった。

 そしてユダヤ人シャイロックは、麻袋のようなストンとした布地に
ウエストには縄のようなものを緩く締めていて…
“服にお金をかけるのは馬鹿馬鹿しい”、と言わんばかりの荒々しさ。
それが、長い裾を翻してのし歩く、彼の雰囲気にぴったりでした。

 そして「音楽」。パンフレットによれば、初演時にユダヤ教会で
録音してきた歌声をクライマックスの裁判場面に使っているということで、
いきなり流れてくる“音”が、最初、楽器か声かわからなかったことを思い出しました。
“畏れ”のようなものを感じる音色は、劇を一層盛り上げていました。

 子どもの頃に読んだ「ヴェニスの商人」は“賢いポーシャ”が主人公で、
シャイロックはただ“がめつい金貸し”と思っていましたが、
今回はずっと“深く重たい劇”となっていたので、記憶に鮮明に残ることでしょう。

※時折出してきて眺めている、昔買った本。史劇を見たときなどは確認に役立っています。

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☆2011年6月19日(日) メルパルクホール
第8回トゥールビヨン公演
 「ローレンシアパ・ド・シス」「四季」「ダンスシンフォニー」という三種類の演目を
上演するこの公演、いったいどんな?と期待をもって会場に向かいました。

 最初の「ローレンシア〜」はラテン系の音楽に乗った楽しいダンス。
4段フリルのスカートを翻して踊りますが、色が白。胸の赤いバラが引き立っていました。

 「四季」は新作。冬〜春〜夏〜秋の順に場面が展開します。
 白い冬の世界からバラの花が咲き、蝶が舞う春。
色鮮やかな矢車菊とポピーが咲き誇る夏、そして実りの秋へ。
木の葉の精とバッカスも踊ります。
 衣裳の色合いがとにかく美しい!昨年12月の「くるみ割り人形」のときも思いましたが、
スカートの重ねの濃淡や裾にかけてのグラデーション、
ペパーミントグリーンのコンビネーション、矢車菊なのかな?深い紺色のチュチュ、
ダンスももちろん素敵でしたが、次はどんな綺麗な衣裳?と舞台に釘付けになりました。

 「ダンスシンフォニー」は一転して白と濃紺だけの体操着の様なシンプルな衣裳。
動きが独特で、さすが1922年の初演、レトロな雰囲気が満載。
手を繋いでスキップをしてぐるぐる回ったり、ちょっとフォークダンスのようなところや、
頭に手を当てたり、舞台に横たわっていたり…目が離せませんでした。
音楽はベートーベンの交響曲第4番=これもシンフォニー。

 「ローレンシア〜」と「四季」の秋でバッカスを踊った大森康正さん、舞台化粧のお顔が
劇団四季で「キャッツ」のコリコを演じていた花沢(王斌)さんに似て見えて、
懐かしい〜と眺めてしまいました。

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「その1」からの続きです。
☆2011年6月8日(水)ソワレ 自由劇場
 平幹二朗さんのシャイロックに対するのは、荒川アントー二オ、田邊バサーニオ、野村ポーシャ、
笠松ネリサ、鳥原ジェシカ、田代ヴェニス公ほか。

 田邊バサーニオは、ウエーブのかかった金髪に羽飾りの帽子がよく似合って
横顔の美しさにみとれてしまいました。
 野村ポーシャと笠松ネリサは天真爛漫なお嬢様と侍女、それに
シャイロックの娘でありながらクリスト教徒の恋人になる鳥原ジェシカも無邪気です。
川島ランスロット、維田老ゴボーも軽妙な感じでした。
 バッサーニオの友人、青羽ソレイニオー、青山サレアニオー、ネリサの恋人
田島グラシャーノー、みなさん顔がわかるため、劇にすんなり入ることができました。

 ジェシカの恋人の城全ロレンゾーは、面ざしが青羽さんによく似て見えて、
あれ、どちらだっけ?と、最初は戸惑いました(笑)。
 アンサンブルの渡久山、渡辺(今人)さんは、劇の前半はモロッコ王のお付きで登場、
褐色メイクがとても素敵に見えました。

 この日、歌が素敵な笠松、鳥原さんのストレートプレイはどうなのか気になりましたが、
はきはきとした台詞の可憐な娘でした。今後の活躍が楽しみです。
 でも、笠松さんにはユタの小夜子や雪ん子も演じて欲しかった…。
田代ヴェニス公も、最初に観たユタのペドロ親分が大好きでした。

 昨年見た「ハムレット」と同じ、福田恆存/訳の台詞で、〜なりますまい、とか
“九層倍(くそうばい)”“土性骨(どしょうっぽね)”などの単語は、
私の親世代の人口に膾炙した言葉だっだように思います。

 この演目は“衣裳”もとても豪華で、音楽も独特…それらについては、日を改めて。

※台詞を確認したくて借りて来た本。じっくり読み返しました。

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